自然な人工物/人工的な自然物
なぜ私がアール・ヌーボーに関心をもつのか,自分でも最近わかってきた。これはいま私がやろうとしている研究に関連があるのだ(って,あとから気づくことかよ)。
まず「自然物を模した人工物」,言い換えれば「人工的な自然物」というコ ...
ブラひも,あるいは自己と非自己の境界について
今回はとても難解な哲学的テーマを扱いたい。敷居が高いかもしれないので苦手な方は読み飛ばしていただきたい。
さて今日の最初の話題は「ブラひも」である。「ブラひも」とは何だろうか。それは,「ブラ(ジャー)」の「(肩)ひも」であ ...
ナニワ社会学道(たぶんそんな感じ……)
めっちゃオーサカな社会学本が出たっちゅうねん。
社会文化理論ガイドブックposted with amazlet at 05.06.10大村 英昭 宮原 浩二郎 名部 圭一ナカニシヤ出版 (2005/06)
新宮・立木編 『知の教科書 フロイト=ラカン』
新宮一成・立木康介編 『知の教科書 フロイト=ラカン』(講談社選書メチエ)が出ます。すでに見本がパリまで届きました。書店には10日ころに並ぶそうです。
ただ普通にフロイトとラカンを解説するだけでなく,もちろんそこ
「反日」補足
あとで読み返すと何だか締まらないエントリーを書いてしまったので(眠かったんだもん),補足したい。
要するに第一に言いたかったのは,「反日」という表現は,「日」というところで「部分と全体の混同」を誘導するものになりかねない,という ...「反日」という表現について
日本の憲法記念日が過ぎ,中国の「五・四運動」記念日が来た。
ご案内のようにこのところ,日中関係がぎくしゃくしている。そしてそれについてまたしても星の数ほどのブログがそれぞれの意見を述べている。
そこへ私がつける ...