和解しました!
ツイート投稿者を「いきなり提訴」した世耕議員を裁判所が批判、名誉毀損訴訟が異例の和解
公開資料のページもご覧ください。なお、「ご支援のお願い」のページは閉鎖しました。


この裁判の焦点①:自民党と統一教会の癒着
ジャーナリスト藤原肇さんは以下のように書かれています。
内閣人事局長の萩生田光ーは、経産相になった世耕弘成と共に、統一教会と結ぶ過去があるので、安倍から強い信頼を受け、フーシェの役割を演じている。
「断末魔を迎えた安倍ゲシュタポ内閣の悪足掻き」『財界にっぽん』2017年 9&10月号
安倍元首相は統一教会系イベントにビデオメッセージで出演(2021年 9月12日)。
安倍元首相と統一教会のあいだには、「温めてきた信頼関係」があるそうです(←リンク参照)。
◆“霊界”から故人も登場?
教祖や歴代会長に加え岸信介や安倍晋太郎まで”登場”。
「終わりまして玄関からお送りする時に私は深々と頭を下げました。『本当にありがとうございました』と。ところがね、私の横に梶栗玄太郎と久保木修巳が一緒に頭を下げているんです。お、いつの間に居たんだという感じで。そしたら向こうで先方も深々と頭を下げて『ありがとうございました』と言ってくる、その横に岸(信介)先生と安倍晋太郎先生が深々と頭を下げてるんですよ。そしたらこの辺、斜めくらいからお父様(文鮮明)が腕を組んでニコニコニコニコされてるんです。私もね、鳥肌ものだったんです」
安倍との3代に渡る”付き合い”と”因縁”を誇る勝共連合会長。
「私いつかこの方(安倍晋三)といつか会食した時に、いろいろと統一運動をご報告した時にお写真を見せるんです。いくつかの写真にもちろんアボジニム(文鮮明)と岸先生。梶栗玄太郎と岸先生、梶栗玄太郎と安倍晋太郎先生。(中略)私とこの方との2ショットの写真がある。それも一緒にして『見てください、3代のお付き合いだ』と『3代の因縁である』とお見せした。いくつかアルバムを持っていった。その時に『あ、これ持って帰っていいですか』とこれだけ持って帰ったんです。お父様がこの国のトップと初めて深く心情の因縁を結ばれたのが岸信介先生であると」
「勝共連合兼UPF会長が安倍晋三ビデオメッセージ撮影の舞台裏を語る。「1人で喋ってんの、興奮して」「ベラベラベラベラ」」『やや日刊カルト新聞』2021年11月2日
この裁判の焦点②:表現・言論の自由の抑圧、スラップ訴訟
スラップ訴訟は、起こす方としては勝ち負けはあまり重要ではないのだと思います。 提訴自体で、敵対する対象者に対して一定のダメージと、萎縮効果を与えることができます。さらに長い裁判の継続中、対象者を心理的・経済的・エネルギー的に消耗させ続けることができます。それがスラップ訴訟の狙いであり、だからこそアメリカなどでは立法措置で、訴訟を早期終了させるための道が作られているのです。
(本件代理人 小川隆太郎弁護士)
参考記事:スラップ訴訟をどう抑止していくか 「反社会的な行為」という認識を広めることが重要(東洋経済)
お知らせ
2023/03/22 「和解調書(正本)」を公開しました。
2023/03/18 裁判は終結。「記者会見 配布資料」等を公開しました。
2023/01/24 「自由権規約 第19条」「自由権規約委員会 一般的意見34」を掲載しました。
2022/04/20 「Voorhoof先生 アミカス・キュリエ意見書(日本語訳・乙160-2)」その他を公開しました。
2021/12/27 「第11回口頭弁論の報告」と、「反訴原告第8準備書面」その他を公開しました。
2021/09/03 「第10回口頭弁論の報告」を公開しました。
2021/07/12 「第9回口頭弁論の報告」と、「公開資料」ページに「反訴原告第7準備書面」を公開しました。
2021/05/15 「第8回口頭弁論の報告」と、「公開資料」ページに「反訴原告第6準備書面」を公開しました。
2021/04/12 明日13日に予定されていた期日は急遽延期となりました。
2021/02/06 「第7回口頭弁論の報告」を公開しました。
2020/12/12 「第6回口頭弁論の報告」を公開しました。
2020/12/12 「裁判記録」にて裁判の模様をご報告しております。
2020/10/03 「公開資料」ページに各社の報道をリンクしました。
2020/09/26 「公開資料」ページに「反訴状」を公開しました。
2020/09/25 「公開資料」ページに2020年9月25日の記者会見の配付資料を公開しました。
2020/09/25 「公開資料」のページを公開しました。
2020/09/24 スラップ対抗訴訟提起における記者会見のプレスリリースを公開しました。