フランス渡航後に最初にすべきこと

2022年11月9日

今日は一口メモ。長期滞在でフランスに渡航した場合,渡航後すぐにしなければならないことは山ほどある。

  • アパートの契約
  • 携帯電話の調達
  • 銀行口座の開設
  • 受け入れ先(指導教官など)への連絡
  • 滞在許可の申請
  • 在留届の提出(大使館へ)
  • その他いろいろ

が,まず最初にすべきことはどれだろうか。


それはおそらく,携帯電話の調達銀行口座の開設である。これが1番と2番だろう。それくらい優先順位が高い。

▼フランスでは,「銀行口座をもつ」ということは,「まともな市民というステイタスを得る」ということを意味する。いくら現金をもっていても「まともな市民」とは見なされない。これは特にアパートを借りる際などに利いてくる。現金主義の日本とは考え方の違う点なので注意が必要である。とにかくアパートの契約をするにも,メトロの定期券を買うにも,携帯電話の契約をするにも,インターネットの契約をするにも,「カネもってます」ってだけではダメで,銀行口座証明書(Rélevé d’Identité Bancaire,略してRIB)が必要になるのだ。

ただしメトロについてはCarte Orange(1ヶ月定期。乗り放題)を買うという手があるし,携帯でもsans abonnementといってプリペイド・カード方式の契約タイプならRIBは必要ない。私個人の場合は,もともと携帯ヘビーユーザーではなく,自宅からかかってくるのを受ける程度であったから,こちらでもそうした利用形態になるだろうと予想し,最初からプリペイドにした(これは正解)。

したがって私の場合,1番が「携帯電話の調達」となった。そして次が「銀行口座の開設」。その際,当然銀行に連絡先を登録しなければならないわけだが,それをプリペイド携帯の番号とした。

これで「連絡先」と「市民権」をゲット。あとは何とかなる。

▼次に銀行選びだが,はじめて渡仏する日本人はPyramide駅前のCrédit Lyonnaisで口座を作るのが簡単である。なぜならここは日本人行員が3名勤務していて,フランスの金融システムについて何も知らない客の側としては,まず日本語で説明を聞きたいということがあるからだ(私もそう考えた)。フランスの銀行のことについてすでにある程度知っているなら,あるいは語学力に問題がないなら,この点にこだわる必要はない。ほかの銀行の方がよいことも多い。そこでフランスの銀行の機能その他についていくつかのTipsを紹介しよう。

日本の銀行とフランスの銀行の違いとして,先ほど触れた口座をもつということ自体の社会的信用度の違いのほか,機能の違いとして挙げるべきことは,まず銀行カードというのがそのままクレジット・カード(以上)の機能をもっていることである。クレジット・カード以上というのは,すなわちデビット・カードの機能だ。

どこの銀行も共通で,こういうカードを「カルト・ブルー Carte Bleu」という。日本のように情報が磁気テープに記録されているのではなく(そっちの磁気テープもついていて,例えばフランス国外では普通にVISAカードとしても使える),金属製の接点が埋め込まれており(昔あった出光のmydoカードとかもそうだった),そちらで情報の読み出しを行う。このカード方式自体もフランス人学生が発明したとのことである。

契約時に,決済の瞬間に口座から引き落とされるか,もしくは月末にまとめてその月分の買い物が決済され口座から引き落とされるか,いずれか好きな方式が選べる。私はリアルタイムの方を選んだ。リアルタイムと言っても,使ったその瞬間に落とされるのではなく,店が銀行に支払いを要求した時点で引き落とされるようだ。自分で自分の口座の残高をだいたい把握していないと,不渡りとなってしまうので注意が必要であるが,ドカッと入れておけばまず心配はない。

▼このカードは,治安の悪いパリで多額の現金を持ち歩かなくてすむ,すばらしいシステムである。感覚としては,われわれと店とのあいだに銀行が入って,われわれの財布を管理しているという感じである。つまり,おそらく考え方としては,「小切手 chéque」というシステムのハイテク版なのである(小切手そのものも頻繁に使用されているし,長期滞在中には使う機会も多々あるだろう)。

なお,小切手というのは日本人にはわかりにくいが,要するに例えば100ユーロのものを買った場合,店に「100ユーロ」と書いた小切手を渡すと,それで100ユーロ払ったことになるというシステムである。というか,後日この小さな紙をもって店の人間が銀行に行くと,客の口座から100ユーロ出してくれる(正確には客の口座から店の口座に100ユーロ移される)という寸法である。カルト・ブルーは,紙を使うかわりに電気を使うというだけだ。いずれにせよ,銀行自体が決済手段の役をしているわけである。

近所のパン屋とか,スーパーなどで買い物があまりに少額のとき以外(5ユーロ未満とか。この最低金額は店による)は,ほとんどの局面でカルト・ブルーは使える。カフェで1杯引っかけたときも,カードで支払うことができる。ギャルソンが小型・ワイヤレスの端末をもってくるので,それにカードを差してもらい,金額を確認し,暗証番号を押すだけ(あえてチップを渡したいときは,チップだけ現金で)。電車に乗るときには切符売り場でカードを渡し,窓口の外に出ているテンキーで暗証番号を押せばOK。使えない店のほうが逆に限られてくるほどだ。

驚くべきは公衆電話でもこのカードを差し込み,暗証番号を押すことで通話ができること。こちらの公衆電話は完全にカード式で,小銭を入れることができないので,こうでもないと使うに使えないのだが。もちろん電話専用のカード Télécarte 75/120 というのもあるけれど。シャルル・ドゴール空港に降り立ち,電話をかけようというとき,カルト・ブルーかテレカルトがないとどうにもならないというのは,困ったことである(普通のクレジット・カードは使えないと思うが,どうだったか)。

生活上の便利さの点では日本の方が圧倒的に有利だが,このカルト・ブルーというシステムについてだけは,どうがんばっても日本の負けである。

▼このカードにはもちろん,盗難保険をつけることができる。ここパリでは盗難は日常茶飯事,つけておくべきである。盗られたあと悪用された分までカバーできる保険と,そこまではカバーしない安い方の保険がある。

口座をもつにあたって何か「基本料金」みたいなのを払うことになるが,内訳が口座維持手数料なのか,カードの年会費なのか,私自身よくわからない。というか,何かパックみたいになっているようである。これに保険料も上乗せになる,もしくは保険の分も入ったパックの料金を毎年払うことになる。だから日本に比べて金利がいいと言ってもその分は引かれるので,預金としては大してうまみはない。こんな料金を銀行が客から取れるのは,前述したように,これが一種の身分証明にもなっているからだろうと思う。

ところで口座には2種類あり,「決済用の口座 comptes dépôt」と「貯蓄用の口座 comptes d’épargne」に大きく分けられる。決済用の口座とは,いわゆる「当座預金口座 compte de dépôts」がその代表である。これには利息がつかない。他方貯蓄用の代表はいわゆる「普通預金口座 compte sur livret」である。普通に利息がつくだけだが。「普通」という言い方が日本と同じようだが,それは私が訳語を対応させているからである(直訳だと違う言い方になるだろう)。日本では「普通」がデフォルトであるのに対し,こちらでは「当座」がデフォルトである(当座だけ開くことはできるが,普通だけ開くことはできない)。用途としては,決済手段として,つまりカルト・ブルーとか小切手のリソースとして「当座」を使い,貯蓄には「普通」を使う,ということだろう。
【正確を期すため,この段落いじっております。】

最近はどこの銀行もインターネット上で口座をいじるサービス(ネット・バンキングみたいな)をやっており,自分の普通預金口座から当座の方へチョチョッと移す virement とかいうことも簡単にできる(ただしリアルタイムではない)。まとまった金額がある場合は,普通のほうにドカッと入れておき,月々使いそうな分だけときどき当座に移す,というのが典型的な使い方であろう。万一不渡りを出したときにも普通の方に担保があれば,大事には至らないようである。もちろんけっこうな「手数料」を取られるらしいが。

▼また,窓口の方のシステムもずいぶん違う。日本の銀行はたいていオープン・カウンターである。これに対しフランスでは,防犯体制がまことに厳しい。支店によって物理的な構造はそれぞれ違うが,特筆すべきはまず玄関(出入り口)が厳重で,たいていはまず入口脇のボタンを押し,数秒後に解錠されたらおもむろにドアを開ける。入るともう一枚ドアがあり,またボタンを押し,解錠を待ち,ドアを開ける。違うパターンも多々あるがまあ似たりよったりこんな感じで,客としては面倒くさいが,要は怪しい人物がすっと入って来ないようにするための仕掛けである。逆に,偶然のタイミングで店から出ようとしてくる人と一緒にこの錠つき二重ドアのあいだに閉じ込められたりすると,実はちょっと厄介である。入ろうとしている人間が怪しくないかどうかを中にいる行員が目視でチェックして,大丈夫そうなら手動で解錠することもあるが,インターフォンで話しかけられ,何をしに来たのかなどを聞かれることもある。

支店内も,もちろん支店によってだが激しく防弾ガラス(と思われ)で仕切られ,店の中にガラスの小部屋があり,その中がカウンターだったりする。いちいちボタン→解錠待ちというのが何だかえげつない。

こういうところから出てくると,事実でなくとも「あぁ空気がうまい」と感じてしまうものである。

窓口のサービス内容はほとんど日本と変わらないが,ちょっとヘンだぞと思うのは,自分の口座に入金するのにいちいち窓口に並ばねばならないことである。日本のようにATMで自分で入れられるのとは違うのである(後述するように,そういう機械も存在する)。引き出すときに厳密なチェックがあるのはわかるが,入れる分にはホイホイ入れさせればいいのにと思ったりするが,これがフランスなのだからしかたがない。しかもいつものようにスローな窓口に並ぶことの苦痛といったら,「こんなもん,入れるだけやのに……」と多くの日本人なら思うであろう苦痛である。フランス人には何ともないけど。

その点,おすすめなのが(といっても人に聞いたのだが)Crédit Agricoleという銀行。ここの機械はほぼすべて自分で入金できるようになっているそうである。伝聞なので私は知らない。興味のある方はご検討を。

また,開店時間は日本よりはるかに長い(だって日本て3時で閉まるでしょ)。ディスペンサーの機械も24時間稼働で,しかもどの銀行の機械でも手数料なしで下ろせるのがフランスのいいところである。まあその分基本料金があるわけだが。

▼さて,銀行はこんな感じであるが,携帯についても軽く解説する。しかしよくは知らない。

現在携帯電話を展開しているのは3社(だと思う)。SFRと,Orange (France Télécom)と,Bouygue Télécomの3社である。

SFRはいちばん通話料が高く,その分カバーするエリアが広いらしい。Orangeは母体がFrance Télécomということで,日本のドコモのような存在。ブランド・イメージというか,安心感はある。値段は中くらい。Bouygueは後発で,日本で言うAUのようにがんばっているが,やや安いので若者を中心に伸びてきつつあるらしい(でも最近のデータでシェアが落ちていたのを見たような)。i-modeが使えるのがこれの特徴である。

前述のようにsans abonnementということでプリペイド式にいくか,ちゃんとabonnement(とかengagementとか言うなあ)をして基本通話料を払うプラン(累計通話時間が2時間までとか4時間までとかももちろん選べる。それを超えた分の通話料もそれぞれ決められている)にするかが選べる。日本と同じで,たくさんかける人は後者のプランだろう。その場合は前述のように,RIBがあることが前提となるはずである。

携帯メールのことはSMS (Short Message Service)と言う。何で英語やねんと言うかもしれないが,ヨーロッパでは統一的にSMSと言うようだ。1通いくらというかたちで課金されるのがいやらしいところである。

また,フランスでは固定電話をひかず,携帯電話しかない家庭もある。日本の下宿している大学生のようなパターンである。インターネット(ADSL)を引くなら固定電話が同時に必要だが,それもまだまだ普及していない状態だ。逆に言うと,とりあえずは携帯だけあればアパートを借りても固定電話は要らないかもしれない。どんな正式な契約書や書類でも,携帯番号を書いておけばOKである。

▼その他,渡仏後すぐに必要になることといえば,やはりメトロでの移動。そのチケットはどうするか。代表的な選択肢は

  • Carnets (10枚綴り回数券)
  • Carte Orange (Mensuelle) (1ヶ月定期)
  • NAVIGO [Imagine"R"](1年定期)

だろう(あとはよく知らない。RATPの料金のページを参照のこと。NAVIGOのことはAbonnement Intégraleと書いてますな)。

私のように滞在期間が1年ということだと,けっこう悩む。素直にNAVIGOと行きたいところだが,これは先述のようにRIBが前提なのであった。だから当初からは使えない。このNAVIGOカード(Imagine"R"というのは学生用)は11ヶ月分払って12カ月めの分がタダ,という割引方法なので,1ヶ月先から使うということになるととても面白くない。私の場合は,バカンスの期間にはそんなに出歩かない(むしろパリを出て旅行に行くだろうし)だろうから,頻繁にパリ市内を動く時期以外はカルネを買い,それ以外はカルト・オランジュを買うことにした。これでまあ安くはあがっている。

カルト・オランジュを買う場合,買う時点では必要ないが,あとで証明写真が必要だ。この写真つき名前入りカードと,金きらのついたオレンジの切符が1セットで「カルト・オランジュ」である。初回に買うときはカードと切符両方くれるが,次の月からは切符部分だけ買えばよい。自動販売機で買うと出てくるのは切符だけである。切符を買ったら,カードに刻印されている番号を自分で書き込むこと。書いていないと検札時に罰金が課される。1人が買った切符を使い回されたら困るからだろう。

単身者はフットワーク軽く動き回れるだろうし,何より便利なので割引がイマイチでもNAVIGOカードという選択もアリだろう。これはやはり写真と名前が入ったプラスティック製の磁気カードで,改札機にかざすだけで「ピーン!」という音がして,通ることができるものである。ジャケットのポケットに入れたままピーン。鞄に入れたままピーン,と皆さんやっていて楽しそうである。また紛失したときもタダで再発行されるようだ(追記・タダかどうかよくわからない。こちらをご覧あれ)。ただ帰国時にはちゃんと解約しないといけない。これはちょっと面倒だ(またフランス人と交渉しなくてはいけないのだ)。というマイナス面はあるが,滞在がある程度長くなる場合には,前向きに検討したい一品である。

なお,バスなどに乗っていると運転手が突然「ここで終点でーす。次のバスに乗りやがれ」とほざくことが多々あるので,そういうときにカルネだとどうしたもんかなと思うわけであるが(通常はバスの乗り換えはできない。しかしこの場合はバスの都合だもんねーということで私はカルネをもう一枚使ったりしないけど),カルト・オランジュやナヴィゴだと気兼ねなく乗り放題である。してやったり。

あとカルネの磁気がおかしくなっていて改札を通らない場合,メトロだと窓口の人に,バスだと運転手に,問題の切符を差し出しながら「ムスィュー(マダーム),サマルシュパ」とか言うと吉である。メトロだと何やら機械で正常な状態に戻してくれるし,バスだとピリッとちぎって手で改札してくれる。新たにもう一枚を消費する必要はないのである。

▼ま,私が説明するようなことはこれ以上ない。いろんなTipsがネット上には溢れている。しかし手続きの順序までは書かれていないような気がした。ので,あえて書いてみた。渡仏したら,まず携帯と銀行口座をゲットしなさい,というのがこの記事の要点である。

あと渡仏後にアパートを探すような人は特に,カルト・オランジュかナヴィゴが必要かもね,ということ。滞在許可の申請(これは受入機関経由で行う)は,まずアパート(つまり住所)をはっきりさせてから,なのである。なおEDF(電気・ガス会社)の明細書が,その後さまざまの局面で必要な「住居証明」として機能する,ということをつけ加えておく。

おそらく当初は誰でもドタバタすると思うので,初動は無駄のないように動きたいものである。Bon courage !

追記 le 19 juillet 2005

〈参考1・携帯電話のアクティベートについて〉

実は携帯は,買ってすぐ使えるわけではない。私はOrangeのプリペイド携帯を入手したが,そのケースについて記憶をたどってみる。とにかく多少厄介だった。くれぐれも記憶なので,読者にあっては(フランス語であろうと)説明書をよく読んでやるべし。

まず本体をパカッと開け,SIMカードという小さなチップ?を突っ込んで改めて本体を組み立て,電源を入れるところからスタートである。SIMカードがどれなのか最初よくわからなかった。あとPIMコードとかPUKコードとか謎のコードが複数種類説明書に出てきて面食らう。コードの桁数を見ながら何とかねじ伏せよう。

これを乗り切っても,致命的なことに,自分の携帯の番号がわからない。必死で説明書を繙くと,○○○宛に空メール(SMS)を送れ,とある。送ると,携帯番号の書いたメールが届いた。と記憶している。フランス語で話さなくてすんだのは確かである。これでOK。晴れて使えるようになった。

カードはかけるとすぐなくなる(高い)。当然なくなったらチャージしなければならない。チャージ操作の練習用に,1ユーロ分のカードがついていた。それも当然すぐなくなる。

銀行口座がまだなら,ショップかタバ Tabac(たばこ屋)に行きMobicarteというのを買う(別の会社の携帯ならそれに対応したカードを買う)。金額/有効期限はお好みで。カードといってもレシートのようなものに14桁だかの数字が書いてあるだけだ。所定の番号に電話し,自動で流れる音声(フランス語)にしたがってこの14桁を入力する。数十秒後に「チャージできましたぜ」というメールが届けばOK。

銀行口座ができていれば,キャッシュ・ディスペンサーでチャージできる(と思う)。私の場合はCrédit Lyonnaisだが,3社のうちどの会社の携帯にも機械でチャージできる。選んだ金額が直接口座から引き落とされ,しばらくするとメールが届く。タバよりもこれが簡単かつわかりやすい操作である。

参考までに私の場合だが,100ユーロ分ドーンとチャージすると,150ユーロ分話せて6ヶ月使えるので,これが結果的にちょうどよかった。1ヶ月16ユーロの計算で,必要なだけ使えたわけだ。プリペイドは高いという意見が多いが,これはどうしてAbonnementより安いと思う。

〈参考2・厳選おすすめサイト〉

フランス海外移住情報・査証編
フランス海外移住情報・現地事情編
フランス海外移住情報・ビジネス不動産編
一般的な情報。

翻訳くらぶ。
「フランス滞在記」がとても参考になる。ブログ編もある。とにかく充実している。

日本人のためのフランス生活豆知識
詳細。すこーしだけ違うところもあるが(電話の応答とスラングの発音),痒いところに手が届き大いに参考になる。

フランス銀行事情
ご存じ「うるわしのブルターニュ」さんの銀行事情。いい点ばかりでなく問題点もわかる。コメントも必読。

フランスの携帯事情
携帯事情。ちょうどよい記事。

METRO PARISIEN 2003
交通関係の情報。写真もあるのでイメージが湧く。