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カテゴリー: フランス

海外における「正しい」日本食/アイデンティティーの承認をめぐる闘争

スシハウヌだ?今晩のニュース23でもやっていたけれど,「国が『正しい日本食』を決める」ということで,そのことに疑問の声があがっている。筑紫哲也氏もそんなご意見のよう。あるいはライブドア・ニュースの記事もそうだった。

海外で「正しい日本食」を認定してもあまり意味がない?

 ニューヨークでは韓国料理店や中国料理店も寿司を出したり、日本的な寿司と同時にフュージョン寿司も出す「スシ・オブ・ガリ」のような店もあり、ちよだ鮨のような純日本的な寿司店もある。まさに百花繚乱状態で、中には変な日本食店があってもいいではないかと思うのだ。

 一番の賞賛方法は模倣すること、というアメリカの諺がある。日本料理をどんどん模倣して新しい料理を開発して食べさせてくれる店というのも一興ではないだろうか。わたしは遠慮しておくが。

言わせてもらうが,いやいや,そういう問題ではないのである。

私の立場を先にはっきりさせておくと,「正しい日本食」とそうでない日本食とのあいだに線を引こうとしてもらうことは,ちょっとうれしいことである。なぜなのか。説明しよう。

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フランスの「アジアン人形」の顔/美とは何か

引越等々のせいで更新が遅くなってしまった。今日は久々のフランスネタ(からいつものようにずるずると脱線してゆく予定だが)。

我が家には,娘が知人からもらった赤ちゃん人形?がある。Corolleというブランドの製品で,日本でいうぽぽちゃんとかメルちゃんとかのフランス版といった感じのものである。これを見て皆さんどう思われるだろうか。私は娘がこれをもらった瞬間,何とか「あ,ありがとう」とは言えたものの,「か,かわいいねぇ」とはどうしても言えなかった。

心臓の弱い人のため,写真そのものは「続きを読む」以降に。勇気のある方はぜひ見られたし。

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フランスに学ぶ少子化対策(その2)

ジュンク堂の書評誌『書標』の「著書を語る」コーナーの原稿も2月15日締め切りだった。が,先に仕上げてこれは済(店頭配布は3月5日からだそうだ)。

その締め切りである2月15日に,学内の「EU研究会」で,フランスの少子化対策について報告することになっている。

2月18日には学外のとある研究会で,ネグリの『マルチチュード』について報告することになっている。

で3月17日には駒場のとあるシンポで「新自由主義と拝金主義――ラカン的視座から」というのを報告する予定(また今度告知します)。

頼まれると「あっ,いいッスよ」とつい言ってしまう気のいいオイラだが,うっかりここまで重なってしまった。私の労務管理の敗北である。試験は終わったが成績評価がまだだし。なんだか悪寒がしてくるし。

しかしながら,今日はフランスの少子化対策について,おさらいがてらもう一度まとめてみたい。ブログなんて書いてる場合ではないけれど,15日の資料づくりに資するテーマということで。

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初ツッコミ

明けましておめでとうございます(当方喪中ですが)。

前の記事が異様に重かったので,新年のご挨拶とともに,細かくムカつくことにツッコんで,2006年のスタートをスッキリ切りたいと思う。

▼「ピアニッシモ・ペシェ・メンソール・ワン」なるタバコが発売されている。とある販売店さんのサイトをご覧あれ。

ペシェとはフランス語で「ピーチ(桃)」の意味。名前のとおり、ふんわり漂うピーチの香り。

ここでカチーン。

違うよ。違うんだよ!

どう違うか聞きたい?

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人生最悪のクリスマス――証明できない真実の歯ぎしり

こんなことがあっていいのか。悔しいやら,情けないやら……。

また詳細を順次書いてゆこうと思うが,今日は概略しか書けない。

親友のフランス人,Dが日本に3ヶ月半ほど滞在していた(短期滞在ビザで3ヶ月,延長申請でプラス15日)。Dは,私のパリ滞在中にできた,家族ぐるみでの親友であり,恩人である。

彼は精神が細やかで,異常に鋭い感性をもち,なのでかなりの器用貧乏で,そしてパリジャンに辟易していた日本人の対人感覚にとても近い感覚をもった,フランスで出会った数少ない信頼できる人物である。

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