エクトール・ギマール設計 メザラ邸の紹介

2018年7月9日

改めまして,新年あけましておめでとうございます。今年も当ブログをよろしくお願いいたします。

さてさて今回は,前々からやろうと思っていた「メザラ邸」の紹介です。昨年末に外観がリニューアルされ(たぶん磨いたんだと思う――塗ったんじゃないと思うけど),汚~い茶系だったのが白っぽいベージュになりました。それとあわせて,秋に撮っておいた内部の写真とをあわせて公開します。「60」の番地が従来は黒地に白文字でここはギマールに象徴的なパーツだったのですが,メンテナンス中には錆止め剤らしきグレーでベタッと塗られていましたし(最後の写真参照),いまは全部黒になっていてちょっと残念です。また直すつもりなのかな。

こちらです。

私の今年の抱負ですが,一番はやはり単著の刊行ですね。ブツを出してから書きたかったんですが,ええい書いちゃえ。博士論文をベースとしていて,原稿はだいたいできているつもりですが,出版業界・市場の寒々しい状況を鑑み,また私がまだ著書のないペーペーだということもあり,しかもネタがラカンですから(さらに郡司さんネタもあり)けっこう難解であったりするわけで,出版社との調整・交渉に難航しております。ラカンにしては破格に易しいはずなんですが。現在とある出版社と交渉中ですが,なかなか返事が来ません。ダメかもねー。ふん。ダメでもともとじゃ。

そうですねーあとは一部参加のラカン関係の入門書と,社会学関係の入門書が今年は出るはず。これは予定であって抱負じゃないか。えーとじゃあ抱負は,フランス語の修練と,やはり家族の幸福でしょうか。何だかいしいひさいちの「関根監督」を思い出しました。

返事しなきゃいけないコメントもあるのに何してるんでしょうか。皆様すみません。特にTatar様。少々お待ちを。

雑文

Posted by 中野昌宏