2011年度 中野ゼミ卒業論文題目一覧

2021年1月27日

今年度の卒業論文です。便宜的に人文系,社会系,その境界領域と分類してみました。うちのゼミは境界領域が本領なんでしょうけどね。

【人文系】

  • 千利休と「わび」――茶の湯という形式に込められた日本的美意識
  • 「声」に対する発話者の自己評価と聴取者の印象との齟齬について
  • ハリー・ポッターの魅力の源泉――エディプス・コンプレックスの観点からの分析
  • 笑いの理論と分類に基づく漫才分析――2008〜2010年度『M-1グランプリ』のネタを題材に

【人・社境界領域】

  • オウム真理教――エリート集団が入信した共通する要因とは
  • ドラえもんの受容度にみる文化的差異――なぜアメリカでは受容されないのか
  • 人はなぜ衝動買いをするのか――合理的とは言えない消費者の心理

【社会系】

  • うどんブームに伴う香川県の観光振興
  • 格差社会と教育のあり方――日本の未来のための提言
  • 家族の構造改革とそれを超える共同体――「シェア住居」によるつながりの再構築に向けて
  • 日本におけるキャラクタービジネスの勃興と展開

私にとって青学初の卒業生ということで,感慨もひとしおです。これで総合文化政策学部も「完成」を迎えます(卒業生を出して初めて「完成」と認められることになります)。

教育卒論

Posted by 中野昌宏