MT3.151,MT-Blacklist,その他
MT3.151にアップグレードしました。またスパム対策として,あまりに邪道な前回書いた方法(英文のみを弾く方法)を見直し,MT-Blacklistというプラグインを導入しました。
ついでにClocklink.comの時計を設置。中央ヨーロッパ時間(サマータイム自動調整)を表示するようにしました。パリを感じてください。無理ですか。
MT-Blacklistの導入は「ちょっと手間」と言われていますが,そんなことはありませんでしたよ。というわけでここではその導入方法について,記憶が薄れないうちに書いておきます。
本来なら,「まずmt-testbg.cgiなるcgiで,あんたのサーバーでバックグラウンドタスクが動くのかどうか調べてみろ」とかreadmeにありますが,そんなことを言われてもこのcgiは日本語版には含まれていないので,英語版からわざわざ取り出すのもイヤだし,ここは動くものと仮定してスルーしてみました。結論から言って,うちはlolipopというサービスですが,動きます。MT適合度がいいですねここは。
以下そこを飛ばした手順です。順序はともかく精神を汲んでください。
- まず,アーカイヴの中身を解凍。
- /cgi/mtの中のmt.cfgを2ヶ所いじります。
- 「DataSource ./db」と相対パスが指定されているところを絶対パスに変えます(絶対パスがわからない場合はここを飛ばして,5.のところで無理やり動かそうとしてみればエラーメッセージがヒントを教えてくれます)。
- 「LaunchBackgroundTasks 0」となっていますがこれを「1」に。
- アーカイヴされていたファイルとフォルダを全部(ここは設定にあわせて適宜調節ください)をサーバーの/cgi/mtにアップします(これによりいろんなフォルダがアップされるほか,pluginsとimagesの中にBlacklistフォルダができます)。
- /cgi/mt/plugins/Blacklistの中のcgiファイル2つを実行できる属性にします(755にしとけという記事が多いですが私は705にしました)。
- mt-bl-load.cgiを実行(初期化のため)。これで基本的には動くようになっているはず。エラーメッセージが出たらそこで考えます。
- 動作が確認できたら,上の初期化用cgiファイルを削除します。セキュリティのため必ず。
この状態でmt.cgiを叩くと,「利用可能なプラグインの設定」項目の中に「MT-Blacklist」が表示されます。