島薗進編『政治と宗教』
大部分は島薗先生のネーム・バリューとご活躍の賜物とは思いますが、私が第2章を担当した本書は、おかげさまでご好評をいただいております。
しかしながら、この本は(でなくても関連書籍などが)もっともっと読まれなければ今 ...
CNA Insight の取材を受けました
安倍元首相の国葬問題、自民党の統一教会汚染問題と、とんでもない問題が山積するなか、『世界』9月号に私も「統一教会・自民党関係史――その外在的・内在的なつながり」を寄稿しました。そこからの反響で、シンガポールのNHKことCNAのニュース ...
前期授業アンケート→ブログ再開
後期が始まり、前期の授業アンケートが手許に届いた。「現代社会の諸問題」と「象徴記号論」の2科目分。
だいたいいつも評判は悪くない。「この授業に対する担当教員の熱意が感じられましたか」という項目がいちばん評価が高い。熱意は伝 ...
京大の異変,あるいは“パワハラ系上司”の無能について
ご案内の方も多いかと思うが,このところ,私の古巣である京都大学の大学院「人間・環境学研究科」というところがピンチなのである。その大学院の下位に位置づけられる「総合人間学部」も含めて。
松本紘・京大総長が,突然これらを解体して「 ...
講演会「精神分析の射程」終了
布施哲先生のお世話で,名古屋大学での講演会「精神分析の射程――後期資本主義社会のメディア、文化、イデオロギー」にお招きいただきました。ご来場の皆さまありがとうございました。
京大の立木康介先生は,現在の日本のラカニアンとし ...
モーツァルトはおことわり
最近,講義などでなぜかナチス関係のことを話す機会が多い。なぜかと考えると,やはりあの手のイデオロギー操作のようなもののメカニズムを解明したいという気持ちが,私の心にずいぶん昔から潜んでいたからかなと思う。
今回上の絵本を見 ...
ゼミの面接
来年度からの3年ゼミの選択で,定員13名のところ,うちには16名がエントリーしてきた。
私の専門分野などやりたい人はまれなので,サービスで領域をガバガバに拡大しているわけだけれども,選ぶ学生さんたちもできれば教員の専門性を考慮 ...