ゼミの面接

2012年2月17日

来年度からの3年ゼミの選択で,定員13名のところ,うちには16名がエントリーしてきた。
私の専門分野などやりたい人はまれなので,サービスで領域をガバガバに拡大しているわけだけれども,選ぶ学生さんたちもできれば教員の専門性を考慮してほしいものである。

13人のところ16人,全員採ってもいいジャマイカと思うかもしれないが,2年後に全員の卒論を細かく見ていくことを考えると,1人でも少ないほうが助かるし,当然一人一人のクオリティーも上がるのである。鬼のようであっても,実は鬼ではないのである。

ということで,3名だけ落とさねばならない。
面接を開始したが,顔を見てしまうと逆に難しい……。情が湧いてしまう。
人事部の方々のご苦労が偲ばれる。
なんてことを言っている場合ではない。

面接にきた女の子が泣くとか,明らかに反則だろ。
勝手に落とされるとか思い込んだりして,だいいち取り乱しすぎである。
採用するしかないけど,あとから考えたらちょっとイヤな気持ちになる。そうじゃないとは思うけど,もしこれが演技だったらどうする? 
ていうかゼミの選択が何だ? 世界には死の危機に瀕している人がいっぱいいるのに……。

とはいえ,成績との合わせ技で,だいたい目星はついてきた。あと1人面接したら結論が出せるだろう。

雑文

Posted by 中野昌宏