島薗進編『政治と宗教』

政治と宗教

大部分は島薗先生のネーム・バリューとご活躍の賜物とは思いますが、私が第2章を担当した本書は、おかげさまでご好評をいただいております。

しかしながら、この本は(でなくても関連書籍などが)もっともっと読まれなければ今の日本はヤバいと思います。もちろん悪い意味で。

「人を人とも思わない」人がどうも多すぎます。そしてそういう人たちが政治家になっていく。あるいは政治に食い込んでいく。「支配」を望んでいるんですね。

他人の不幸のうえに自分の幸福は築けないですよ。みんなの幸福などとても。

そんなことでは築けないことに気づいてほしいと思います。