倒錯的盗作

2018年7月26日

最近,レポートの剽窃をどうするかでいろいろ対策を練っている。

これまでは一つ一つのレポートについて,長めのセンテンスをとってきて検索窓に貼り付けていた。150人分のレポートだとそうとう骨の折れる仕事である。しかも私は一つの講義で2度3度レポートを課しているので,単純にその2〜3倍になってくる計算だ。そろそろやっていられない。

というわけで,いろいろと調査すると,英仏独西語については「turn it in」というのが定番らしい。日本語化されるという噂がありつつも,出てない様子。それは分かち書きが最初からできている言語と一緒にはならんわな。けっこうたいへんなはずですぞこれは。

と思うと,金沢工大の先生がソフトを開発中だという。「コピペルナー」という名前。この名前は,正直言って好きである(照)。わかりやすい。仕様はどうなっているのだろう。大量のワード文書を流し込むと,粛々と剽窃の疑わしさをパーセンテージで出してくれるのだろうか。

それを買うかどうかは別として,ほかの調査もやっている。レポートをやりとりするけしからんサイトがいくつかある。そのなかで思わず笑ってしまったのがこれ。

そこまで頭使うんなら普通に書けよ。それじゃまるで,「盗作」というより「倒錯」じゃないの,と。

(笑いながら)おーい山田くーん,座布団全部とっちゃえ。

雑文

Posted by 中野昌宏