フランスに学ぶ少子化対策
ネットでニュースを見ていて,「おっ」と思わせる記事を見つけた。
「少子化対策:内閣府、仏独の育児支援制度などを調査」(毎日)
おお,やるではないか,内閣府。まあとりあえず調査だけではあろうが。
このネタは書こうと思っていただけに,ちょっとくやしい。まあでも,この件についてフランスに学ぶべきことはまちがいなく多いはずだ。だからこれは喜ばしいニュースである。
まずはリンク切れに備えて全文を引用しておこう。
少子化対策:
内閣府、仏独の育児支援制度などを調査内閣府は、今後の少子化対策の参考にするため、フランスとドイツの育児支援制度や家庭生活状況を調査した。フランスでは、家族手当、保育サービス、出産後の就労など多岐にわたって、働く夫婦を支援する制度が充実しており、欧州の中でも高い出生率につながっているという。他方、出生率が低いドイツでは、手厚い家族手当はあるものの、保育サービスが不足しており、母親がフルタイムで復職しづらい背景となっていた。
内閣府経済社会総合研究所は「現金給付だけでなく、保育サービス、母親の就労支援などの対策を一貫して行うことが重要」とし、フランスの事例を、育児支援事業の改善に役立てたい意向だ。
フランスの出生率(03年)は1.89で、約20年前の85年の1.83からほぼ横ばいで推移。第二次世界大戦前に導入された育児支援制度が定着し、出生率の落ち込みを防いでいる。家族手当は、子供が20歳になるまで支給され、子供2人で月約1万5000円、3人で約3万5000円と、数が増えるにつれ、手厚い支給額になる。さらに所得に応じ、出産手当、新学期手当などさまざまな手当が設けられている。
金銭面での支援に加え、地域や職場に大小さまざまな保育施設があるほか、「保育ママ」というベビーシッターを家庭で雇う制度も普及し、育児と仕事を両立しやすい環境が整っているという。内閣府が同国で600組の夫婦に行ったアンケートでも、育児休業を終えて復職した母親の約6割がフルタイム(終日)の勤務を選んでいた。
一方、出生率が1.34(同)と約20年前の1.4からじりじりと下がっているドイツでは、家族手当の支給額はフランスより多いが、保育サービスが不足。母親はフルタイムで復職しにくく、仕事と子育ての二者択一を迫られる傾向が強いという。【小川直樹】
毎日新聞 2005年5月4日 18時51分
だったらドイツについては調査もいらんみたいだけどね……。
私個人としては,「1.89」という数字は知ってはいたが,いまだに信じられないほど低い数字にすら思える。というのも,現実にこちらのご家庭を見ていると,子どもを4~5人もっている家庭はざらだからだ。「産み損」日本であたりまえのように暮らしていると,これはちょっと信じられないだろう。まるで「産めよ殖やせよ」の戦時中のようである。数字が1.89になるのは,結婚しない人や,同性愛の人の自由の拡大が逆向きに利いているのだろうと思う(根拠なし)。もしそうだとすると,それはそれですごいことである。
こちらにきた当初は,何でみんなこんなに子だくさんなのだろうと思っていた。カトリックだから堕胎しにくいからか。あるいは,そもそも○○の回数が多いからか(すいません。しかしそういう統計もしっかりあるのです)。それもあるだろうが,どうやら最大の原因はそんなお下品な理由にあるのではなかった。明らかにフランス国家の福祉政策が功を奏しているのである。
▼在仏日本人会の刊行物によれば,諸手当(Allocations)というのは10種類以上あるが,そのうち日本の児童手当に対応するのは「乳幼児手当 Allocation pour jeune enfant」だろうか。妊娠4ヶ月目から3歳まで支給され,その月額は165.22ユーロ(€1=¥140として,23,130.8円)である。収入制限は,前年度所得の課税対象額が17,948ユーロ(2,512,720円)というライン。これ以上だと支給されない。けっこうキツい家庭向けではある。でも月額2万3千円とはなかなかすごいことである。
しかし驚くべきは「家族手当 Allocation familiale」であろう。日本では勤務先から「扶養手当」がつくが,あんな感じのものを国が支給している。
子どもは2人以上でなければならないが,これには収入制限がない。その支給額は,2005年1月支給分からについては以下のように定められている。
子どもの人数 | 手取り月額 | 円に換算(€1=¥140) |
2人 | €115.07 | ¥16,109.8 |
3人 | €262.49 | ¥36,748.6 |
4人 | €409.91 | ¥57,387.4 |
以下同様に,1人増えるごとに147.42ユーロ(20,638.8円)の追加(要するに子どもがn人なら,月額は{115.07+147.42×(n-2)}ユーロになる。わかりにくいですか。じゃあいいです……)。
しかも,子どもが成長していくにしたがって支給額も増えるのだ。どれくらい増えるかと言うと,
子どもの年齢 | 手取り月額 | 円に換算(€1=¥140) |
11~16歳 | €32.36 | ¥4,530.4 |
16歳以上 | €57.54 | ¥8,055.6 |
増えるのである。
▼祐天寺りえさん著の『フランスだったら産めると思った』(原書房,2002年)は,データ以上に主婦の「一人称の視点」から事情を伝えてくれる。それによれば,フランスでは「痒いところに手が届く」福祉がすでに現実のものとなっているという。その実例をこの本から紹介しよう。
(ただし※のついている既述の点は,数字が改定になっていたり為替レートが変動しているため,修正してある。それ以外の数字も変動していると思われるが資料が手元にないため未修正である。)
- 妊娠&出産手当(妊娠5ヶ月~出産)……すべての費用について保険適用
- 乳幼児手当(妊娠5ヶ月~生後3歳)……子ども1人あたり約23,000円/月※
- 家族手当……子ども2人で約16,000円/月,1人増えるごとに約20,600円/月追加※
- 家族手当補足……子ども3人以上の1人ごとに約15,000円/月
- 新学期手当(小学生~)……約29,000円/年
- 産後の母親の運動療法……保険全額支給
- 双子もしくは子ども3人以上など……家事代行格安派遣(1~2度/週)
- 片親手当……子ども1人で約76,000円,1人増えるごとに約19,000円/月
- 不妊治療……人工生殖にも保険適用(4回まで)
驚いただろうか。子どもが3~4人くらいいれば,「小学校教諭の月給程度」の手当が出るという(伝聞)。ベビーシッター nourrice (記事中の「育児ママ」のこと?)をきっちり雇っても大丈夫。ということはその間ママもきっちり「社会進出」できて,ダブルインカムとなり,精神的にも経済的にも,かなり安泰な生活が見込める。労働市場的に見ても,ベビーシッターというもの自体の雇用が創出されるわけである。
ちなみに日本の「扶養手当」の場合,周知のとおり,配偶者が稼ぎすぎると扶養家族からはずれてしまう(だけでなくさまざまのマイナスがある)ので,ダブルインカムのうまみは全くもって減ってしまう。
▼ここまでは子どもが増えると収入が増える,という話だった。ではひるがえって,支出の面はどうか。こちらを考えても日本との差は歴然である。
子どもが増えるということは食い扶持が増えるということで,つまり食費は大きいだろうが,これについては日本とフランスで大差があるわけではなかろう。問題は「教育費」と「教育関係費」である。
まずフランスでは,学費がタダ同然である。幼稚園(これらこちらでは義務教育である)から大学まで,学校にかかる費用といえば,主に給食(cantine)やクラブ活動(atelier bleu)くらいであろう。「教育費」ではなく「教育関係費」がほとんど(なおフランスの文房具はアホほど高い。が,教科書はすべて貸与なので無料である)。
ちなみにフランスでは大学間格差が建前上ないことになっており,したがってみな居住地の大学に入ることになっている。この事実が実は2つの出費に利いてくる。まず,受験の過当競争がないため「(進学)塾」が存在しないこと。学校外で勉強する必要のある子は家庭教師をつけたりするようだ。が,特に困っている子以外はそういうのも要らないようである。むしろ芸術関係やスポーツなど,別の習い事をしている子が多いようだ。もう一つは,みんな地元の大学に入るため,下宿をする必要がないということだ。塾に行かない,下宿をしないという2つの意味において,上の制度が親の出費を低く押さえることに利いているのである。
もっとも,フランス側の「教育関係費」がいくらになるのかという資料は未発見である。というかどう考えてもそんなにはかからないし(文房具とか,小遣いとかだし),はっきり線の引きにくいカテゴリーだからまとめにくいだろうので,資料そのものが存在しないような気がする。ご存じの方があればぜひご教示いただきたい。
▼これに対し,日本では月々の「教育費」「教育関係費」がどれくらいかかるのか調べてみると,保険屋さんの資料があったのでサクッと拝借させていただくと,国立大学4年間自宅で576.5万円,下宿生で907.7万円なり。これプラス小学校から高校まで全部公立で通したとして,国立大学を下宿で過ごしたとすると,ざっと1,368万円ちょいかかることになる。子ども4人なんかだとその4倍かかるということだ。
だから,かなり安上がりな子どもでも2~3人産み控えると,食費も考慮に入れれば,浮いたお金で小さな家一軒建つという感じかな? 逆に私学に行く子はかなり親不孝であるということになる。文系ですら国公立と200万違っている。しかも私学の医学部に行く子などは,とみにそうである。もっとも私大医学部に行く子の親で普通のサラリーマンという人はめったにいないと思うが。これを日本では,国ではなく,企業の福利厚生でまかなっているのである。
さて今般問題の大学授業料という点で見れば,日本では大学に入ると,学生1人につき,いちばん安いはずの国立の場合でも今年から535,800円/年になるので,4年間で2,143,200円の支出はまず確定である。しかも下宿などすることになれば,さらに支出は増える。
仮に大学の学費が無料ということになれば,907万円というところからこの214万円が引かれることになる。つまり693万円。ちょっとましにはなる。これが仮に地元の国立に行けば,576万円引く214万円で,362万円まで落とせる。ここまできてはじめて状況として(金額としてではなく――たぶん金額もそれくらいかかるのだろうということで)フランスと互角になる。現在の907万円では,その2倍から3倍の水準だということになる。
▼このような事情なので,フランスでは誰が考えても子どもは産んだ方がトクということになり,日本では誰が考えても産まない方がトクということになる。
こう言うと語弊があるかもしれないが,あえて言おう。今日の日本で子だくさん志向な人は,並外れて子煩悩であるか,もしくは,「先のことをあまり考えない(考えなくても大丈夫な)人」だということだ。少なくともそちらにバイアスはかかる。かくいう私自身も,考えていたらいつまでたっても子どもは作れない,と,2人まではあえて目をつぶったのである。言うまでもなく,我が家の財力では3人目は(生活水準を落とさないかぎり)不可能である。
ということは,今後日本では,先のことをあまり考えない人の子孫のみが生き残り,理性的で慎重な人の子孫は死に絶えてしまうということが当然予想される。そういうことを「適者生存」と呼ぶべきかどうか筆者は知らない。が,そういうシナリオは何となくよろしくないと思われる。
子どもが好きだから,かわいいからというだけで,何百万何千万のカネを失ったり,世が世なら建っていたかも知れぬマイホームの夢を逃すのは,われわれ庶民にはちょっとキビしすぎる。いやそれはもちろん,子どもを産み育てることの社会的意義は量り知れないとしても,日々の糧という部分に関してはどうにもこうにも。政治家さんやお役人さんにはそういう実感はないのであろうか。どうもわからん。
▼実は分量の多い今回の記事を準備し始めたのは,公明党の少子化対策案(3月25日)が発端だった。以下「児童手当『小6までに拡充』,所得制限も撤廃・公明案」なる記事から抜粋。
公明党が近くまとめる少子化対策案が24日、明らかになった。児童手当の支給対象を現在の小学3年生から6年生にまで広げ、手当を受け取る世帯の所得制限も撤廃する。予算総額は約1兆1000億円を見込んでおり、所得税の特定扶養控除の廃止で賄う構想だ。
現在我が家でも児童手当をいただいているが,月5,000円である(大分市の場合)。まあ誰もタダで5,000円くれたりしないからありがたくいただいてはいるが,もう少し何とかならんかという額ではある。少なくとも,これのおかげで「もう一人つくっちゃお(はぁと)」と思うカップルが何組あるかと言えば,まーまちがいなくゼロであろう。
上の公明党の案も,「焼け石に水」という言葉がぴったりであるとしか言いようがない。だからといってフランス流を指向しても,ではそれほどの莫大な財源をどこからひねり出すか,頭の痛いところである。まずは内閣府の報告書に着目したい。
追記 le 08 août 2005
「パリのママンの教え」さんの,「フランスは人口増加中」という記事を見逃していた。「1人子供を生むと,手当てのほかに,年金受給に必要な労働期間が2年短縮され」るとのこと。3人で6年。いやーこれは知らなかった。どおりで皆さん子だくさんなわけである。
追記 le 01 novembre 2005
「デュッセル通信」さんの,「フランスの少子化対策。産まなきゃ損~」というエントリーでは,「4人目が生まれると有給休暇が11日追加される」「女性は,子ども1人につき3年間,職場復帰が保証される」ことが紹介されている(※ここのコメント欄にも同じ指摘があります)。
ディスカッション
コメント一覧
23歳が目標
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…
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少子化対策
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はじめまして。
関連エントリーをいくつかしたことがありますのでまとめてTBさせていただきました。スパムではありません。
フランスではお金の余裕がある人は大学ではなくグランゼコールに行き、こちらの方がいわゆる「サクセス」コースです。お金がなければ仕方なく大学に行き、しかも下宿代も出せない家庭事情だとこれまたしかたなく地元の大学に行く場合もあり、やはりお金の有無で結構人生が別れる気がします。しかし、確かにフランスのシステム下では本当にやる気があるならお金がなくても大学まで出られる、という意味では日本とはまったく違いますね。また、これは日本とフランスの決定的な違いだと思うのですが日本なら子供の数を減らしてでも、塾に行かせてでも「サクセス」コースの教育をしようと思うところですが、フランスの場合あまりそういうことは考えないようで、ま、うちはこの程度、みたいな感じを受けます。
コメントと大量のTB,ありがとうございました。「フランスって」はときどき参照させていただいていました。当方のように在仏1年ほどのひよっ子には細かな事情がまだよく見えていないので(特に自分が大学系の人間なので,グランゼコールの方面などには疎いもので),またいろいろ教えていただければうれしく思います。
おっしゃるようにフランスの場合は現状に満足というか,高い階層の人は高く,低い階層の人は低いまま「これでいいや」という感じがしますね。社会階層とか学歴とかが「文化資本」で,これらをもっている人はどんどん高めていけるし,もっていない人はずっと鳴かず飛ばず,という(という言い方は特定の価値観が入っていて誤解を招きそうですが)理論をはじめて主張したのがフランス人,というのはうなずけます。
ふらんすさんのブログにもありましたように,本当に彼ら働くのが嫌いなようですねぇ。働くくらいなら飢え死にした方がマシ,と言わんばかりに。同じように考えれば,塾なんか行くくらいなら……ということになるのでしょう。
他方,本当に貧困な人,ホームレスの人などに小銭をあげている人をよく見かけます。先日などは買ったばかりのバゲットを半分あげている人がいて驚きました。カトリック的な博愛精神かなと思いますが,みなが「自助努力」に汲々としていて,せこい,せちがらい日本とは比較にならないです。そういう意味でも,フランスでは最下層の低所得者でも何かは食べれるという安心感があるのかもしれません。日本で同じようにやっていると飢え死にしそうですから(程度問題ですが)。
M1号:フランス(+家族手当)
キーワード「フランス」、サブキーワード「家族手当」で記事を集めました。よろしく。Googleで検索、アドレス5件/ページ取得5件/RSS取得5件/記事47件/ヒ…
お久しぶりです。フランスの事情がよくわかりました。私のドイツ人妻は、日本では子どもを育てられない最大の理由は、コミュニティーが崩壊しているから、だというちょっとありがちな結論です。
ドイツでは、気軽に友達同士でシッター役をしあったりするそうです(妻の話ですので、一般的かは不明)。まあ、友達に預けて仕事に行く、というパターンですね。あと、そこらで暇そうにしているジジババも利用させてもらうそうです。人に思い切り頼ることが日本ではどうもできにくい、とのこと(そういうわけで、早くドイツ帰ろうとせかされているのですが、実際、あちらは失業率も高く、私も仕事ないので、行くに行けない状況です)。まあ、外国人ということで、お互いそこまで踏み込みにくいというのもあるようですが、確かにご近所の若夫婦がベビーを預けたりしている光景を私は観たことがありません。聞いたことも無いです。
知り合いのドイツ人カップルたちは、(○高になる直前ということで)矢継ぎ早に子ども生みましたが、女性は皆仕事を辞めています。が、男性は、育児休暇をかなり長い間取るそうです。
すみません、中途半端ですが、これにて(学生がきた)
Monsieur Masahiro Nakano,
Comment ca va? Je vous ai envoye mon mail, mais ca ne marche pas. Alors je vous serais tres reconnaissant si vous vouliez bien me repondre votre date ou vous pourriez faire conference. En octobre, ou en novembe, ou en decembre? En fait je dois annoncer ce date aux membres de l’Association franco-japonaise d’Oita en juillet.
Bien amicalement
Haruki Yamamoto
むなしい少子化対策
最近少子化対策と銘打ったいろいろな案が出されています
女性の社会進出援助や育児援助等々です
しかしこれらは本当に少子化対策として意味を成すのでしょう…
総選挙2005 育児支援
今回の総選挙の主要3党のマニフェストに目を通してみました。今回は年金制度の根幹を揺るがしかねない少子化問題に対する各党の取り組みを、フランスのケースと比較してみ…
TBさせていただきました。フランス語を学ぶ学生さんたちのために共同でブログを運営しています。今回は総選挙に結び付けてフランスの子育て事情について書いたのですが、共同運営上、エントリーの長さに制約があるので、そちらの詳細な解説にリンクを貼らせていただきました。個人的にも面白く読ませていただきました。今後ともよろしくお願いします。
easytraderさん,こんにちは。
5日遅れてのお返事すみません。
共同でのブログ運営,意欲的な取り組みですね。こちらこそよろしくお願いいたします。当方もぜひ参考にしたいと思います。
拝見して思ったことに,記事はたいへん興味深いと思うのですが,プロフィールの匿名性が高いというか,ニックネームでもいいから書いている人のパーソナリティーを知りたいという気がしました。ってここに書くことじゃないかもしれないのでまたお邪魔して書き込みます。
あ,いま見ましたらちゃんとそういうページもありました……。
ちゃんと見てから言わないといけないです。反省しております。
負け犬たちよ!子どもをつくって、パリで遊ぼう!
日本をはじめとして少子化対策に頭を悩ませている先進国が多い中、出生率を上昇させ
[本日の気になる記事]
お怒りの様子。 http://blog.so-net.ne.jp/what-a-country-ireland-is/archive/20051005 …
●フランスに学ぶ少子化対策
http://nakano.main.jp/blog/archives/2005
トラバさせていただきました
分大 卒業生です
和パパさま
トラバ&コメントありがとうございました。卒業生なのですね。プロフィールを出しておられないんですが,「なんか どこかで(見た?)……」ってことは,教え子世代なのでしょうか?(私が分大に来てから「見た」のなら,そういうことになるでしょうか)
なんか,研究者としてはまだまだ若手のつもりなんですが,毎年歳食っていくんですよねー。心は学生のように若いのに。
先日フランスのクラブメッド ビッテルに行ったら子供が多いのにびっくり。そこで少子化対策が進んでいると聞き、検索でこちらに来ました。
4人目が生まれると有給休暇が11日追加される、とか、女性は子供一人につき、3年の職場復帰が可能と、フランスの友人に聞きました。ご参考まで
ローマンホリデイさん,こんにちは。有益な情報ありがとうございます。トラバさせていただきます。
子だくさんにはいろいろ特典がありますねぇ。向こうに住んでいてもどういう特典があるのか結局全部はよくわからなかったです。複雑すぎて。
今後もこういうタレコミ情報お待ちしております!>皆さま
Ps. 「少子化」の「少」の字,「小」になっていましたので直しました。
出生率最低で超少子化国に 来年にも人口減少
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はじめまして、シンと申します。
いやー、仏蘭西はすごいですね。少子化克服しているなんて。もっとも、フランスの女性のライフスタイルの変化(未婚のシングルマザーが増えている)や、生活状況に合わせて正社員からパートタイマー扱い、またはパートから正社員に変われるのも当たり前、といった仕組みもボトムアップの要因の一つらしいですし。
それにしても、日本は育児休業・介護休業の制度があっても、保育所充実や児童手当、労働時間短縮制度などといった子育て支援福祉が乏しいから少子化がハイスピードになっているんだ。それじゃ育休があっても意味ないじゃないですか!!! 女は家庭から出るな、のような家内制度や女の再就職に冷たい方針が公然とまかり通っているなんて、プンプン!!!
私事で恐縮ですが、私は就職活動にあえいでいる女子大生です。ウチの父はヤクザにも劣る飲んだ暮れの暴力オヤジで、時折暴れて母に言いがかりをつけ、暴力をふるい、警察に電話せざるを得ない状況です。こういった状況から母は、抜け出せないのです。それは、経済的自立ができない、手に職業がないことです。職のない女は、依然として黙って暴力亭主に従う耐えるしかない状態です。
女性の経済的自立を、社会が許さない現実が、こういった家庭内の目に見えないところにはびこり、それによって女達は虐げられているのです。
その娘である私は、彼らの橋渡し(というより使い走りに近い扱いを受けている。それは母はオヤジと口を一切ききたくないからオヤジに食事の支度や予定を尋ねたりといったことをしろと命令されてやっているのです。) もし母がいなくなったら、私はヤクザやごろつきしか結婚相手がいなくなり、結婚しなかったらしなかったらで、クソオヤジを死ぬまでかしづかなければならなくなる。または日本から出て行って白人男を見つけて一緒になるしかない。運がよければセレブのような大物を捕まえられる、悪ければごろつきやマフィアに引っかかるリスクは、日本に住んでいるより3,4倍にもハネ上がるでしょう。
日本政府よ、いつまでも女を男どもの支配下に置くのですか?女は産む道具や男や舅・姑・息子らのメイドや召使いじゃないんだよ!!とっとと子育て福祉や政策を作りなさい!って感じです。
政府による最悪の解決策は、子育て+仕事両立選択or育児休業取得する女どもは皆殺しか日本から永久追放、それに反対する奴も皆殺しor永久追放、政府に従い、男社会存続を支持するものに生きる権利を与える!ということです。このような方針に走る可能性は否めません。
とにかく、一刻も早く少子化に歯止めをかけてくれたらいいのに。そしたら苦しむ女性はいなくなるハズです。
それでは、失礼いたします。
シンさん,コメントありがとうございます。
ええと,すごい剣幕に気押されておりますが,ともかく劣悪な生活環境におられるご様子,及ばずながら心中お察しします。
おっしゃるように,伝統的な家庭内分業モデル(男が外で働き,女が家事育児)だと,離婚のときにイコールコンディションにならないのは大問題だと思います。カネを持ってる方ともってない方とが対等な交渉をすることは,たしかに難しいでしょう。
ただ,そういう意味で大筋シンさんに共感しているという前提でちょっと言ってみてもよいでしょうか。シンさんのおっしゃる文面だけから見るに,活路がまったくないというようにおっしゃっていますが,本当にそうかなと思う箇所もいくつかあります。
> 職のない女は暴力亭主に耐えるしかない
とか
> もし母がいなくなったら,私はやくざやごろつきしか結婚相手がいなくなる
とか。そんなことはないでしょう?
まあこのコメント全体は政府に対する憤りが基調なので,上記のようなポイントについてどのくらい真剣にそう思われているのかわかりませんが,でもこうした箇所では,かえってシンさんご自身も古い観念に縛られているかのように見えなくもないです。
あと,育休をとる人間をパージするのは政府じゃなくて企業ですよね。政府は自分の手を汚さないです。自由競争の社会にしていけば,勝手に企業が「効率化」を図ってくれるでしょう。
なので,僕としてはこの問題は,「男社会」云々というフェミニズムの文脈で考えるのではなくて,資本主義社会の中での勝ち組/負け組という文脈で考える方がすっきりします(いつもそんな話してますし)。いかがでしょう。
ちなみにうちでも制度上は育休取れるはずですが(男でも),やっぱり言いだす勇気なかったですねぇ。パージとかじゃなくて,同僚にしわ寄せが寄って悪いから,というのはみんな思うことじゃないでしょうか。そういう考え方っていけないのかもしれませんけど。
こんにちは。シンです。
Guyさんのご意見をうかがい、ややすっきりしました。私自身古臭い考え方にとらわれていたことなど気づきもしませんでした。
しかしながら、煮え切らない節がございます。以前申し上げた事柄に戻らせていただきます。
すごい剣幕にたたされた家庭ですが、私は内気でおとなしい性格です。私の母はアグレッシブな口うるさい人です。父はひがみっぽく、頼りにならない奴で、気に食わないことがあると酒の力を借りて暴力を振るいたがる野郎です。兄はことごとく私に責任や嫌なことをことごとく押し付ける頼りにならない卑怯者です。こんな恐ろしい家庭に育っておいて、私は幼稚園から小中学校は万年いじめられっこでした。そのいきさつと過去を振り返ってみて、一時的に私は、自分はイカレたアマだと思い込んでしまいました。しかし、愛子さまがお読みになったといわれている、ドロシー何とかさんが書いた本を読んでみて、こんなことが書いていました。『とげとげしい家庭で育った子は暴力で抵抗することを覚える。また、子どもによっては、人との衝突を避けるあまり、引っ込み思案になり、学校でいじめの標的になることも少なくない』と。それで私はイカレアマではないことを自覚しました。
話は変わって、私はことごとく家族にも他人にも『私は要領の悪いしゃんしゃんできないダメ女ですから』と卑屈な態度をとることを好みます。まあ、母が私を叱り飛ばす時に『幼稚園児にも劣る』や『気が利かない』etc…です。さらに、またアルバイトにありつけずに終わってしまった時にはじめは『人には得手不得手があるのよ』と励ましの言葉をかけておいて、何か私がトラブルを起こした時には『これだからアルバイトにさいようされないんでしょうが!金も稼げない役立たず』と本性を現して、罵倒します。それが一番嫌です。それがリンチされたりするより痛いです。何でもいいから私に制裁加えて頂戴と思うことも少なくありません。たとえば指を一本一本切り落とすとか、肋骨を折るとか、とにかく私は軍隊のような恐ろしいところへ放り込まれないと、しゃんとできないタチです。そんなに私を罵倒したりするなら、何で軍隊まがいの訓練所や施設にぶち込んだり、勘当でもしなかったのって思います。
小学2年の時、キチガイなまでな独裁政治とでも言うべき指導を行う女の鬼教師のクラスに入りました。そのときは本当に恐ろしくていつもびくびくしていました。そのためかしゃんしゃんしていた、というよりさせられていた。今は亡き私の祖父が『いまどき軍隊じゃあるまいし』と呆れていたぐらいでした。私の卑屈&いつも脅迫または罰抜きではシャンとしないできないしたくない性格が、その頃に出来上がり決まってしまったのかもしれません。
また、私は中学時代までは究極のいじめられっこでした。無視されるぐらいなら、パシリでもいいや、自分には抵抗できるほどの力量も知慮知略な策もない、だから黙っておこうという精神だったせいでしょう。いじめの度に母がしゃしゃり出ていじめを解決して私を助けてくれました。当時の私は、余計なマネしやがって、こんな時だけヒーローぶりやがって、と恨めしく思っていました。でも、自殺に追い込まれなかったのも、母のおかげだと感謝しています。
高校から大学生活では、他人に恵まれました。私を取り巻く生徒も大人たちも物分りがよく、私に良くしてくれました。まさに「人を見たら泥棒と思え」の逆である「渡る世間に鬼はいない」の世界でした。そういう他人に出会うにつれて、私の中で「他人ですら良い扱いをしてくれる、ましてや家族はなおさらそうしてくれる」といったバカな考えが芽生えてしまったのです。それを唯一の頼みの綱である母に求めました。わざと道理のわからないバカなフリをしたり、卑屈な姿勢や発言をしたり、私に『気が利かない』などの発言をやめてくれたらもう金輪際こっちも卑屈にならないからと求めたりしました。しかし、私の望みは、もろくも崩れ去り、再び幻滅を味わいました。母の私に対する憎しみは日に日に増し、私も母が私にそういう態度をとるからずっと卑屈な姿勢を続けようとなる。更に今日の夜、私はナイフを見て、衝動的に母を刺してやりたいと思うにいたった。悪循環です。
勿論頭ではわかっていても子どもをおだてたり、うまいことを言って諭すことができない私の母に責任転嫁しているわけではありません。ただ、私自身甘え心から抜け出せないのであって、あえて幻滅を味わい自分を傷つけて自分をダメにしてしまうマゾヒズム的な性格がそうさせてしまうだけです。それを克服するにあたって、家族に求めてしまうのが間違いなだけ。また、友人から『シンはまじめすぎて人生を楽しめていない、自分を追い込んでいる』と指摘されています。
今日も卑屈な姿勢をとる私に母は『友達にそんなこといわれてお母さんは悲しいわ。もうお前はここにいたらダメになる。お母さんもお前をガミガミ行ってしまうから、就職決まり次第自活しなさい。そうさせたのはお母さんのせいかもしれないけど、もうお前の年では自己責任なんだからお母さんの責任にするんじゃないわよ』と言われるにいたりました。
『パリの女は産んでいる』
パリの女は産んでいる―“恋愛大国フランス”に子供が増えた理由 フランスの出生率=…
★あなたは積立金・税金・預貯金を盗られて居る
年金保険・介護保険・健康保険・雇用保険などの積立金を
悪徳縁故企業に支出して
巨額の賄賂を盗る悪徳官僚・悪徳政治家
血税を
悪徳縁故企業に支出…
随分昔のスレに継ぎ足すのもなんだが…、フランスでは、手当てが厚いとか、安心して生める環境があるからとか、これほどまでに大本営発表のプロパガンダが蔓延していることを目にすると、一言言っておきたくなった。『外国はえらい、それに引き換え日本政府はだめだ』という朝日新聞の得意芸のようだ。
一人で9人も10人も生んでるのは、働かずに手当てで生きてるアフリカ出身者/イスラム教徒が殆どだ。出生率をいびつに引き上げているのは彼(女)らである。フランスは法律で人種別統計を禁止しているので誰も科学的なデータを証拠としては出せないが、どう見てもアフリカ/アラブ移民系の新生児が成人の人口比に対し圧倒的に多い。
INSEE(国立統計経済研究所)など複数の研究機関も、2040年ごろまでに、フランス国民の過半数がイスラム教徒/アラブ人になると言ってる。
そういえば、アルジェリアの元大統領も言ってた、(旧宗主国のフランスに対し)『我々の女たちの腹がフランスを征服するだろう』、と。
QRMさん,書き込みありがとうございます。
「『外国はえらい、それに引き換え日本政府はだめだ』という朝日新聞」がお嫌いのようですが,別にそういうことを主張しているつもりはありません。ここではむしろ,日本政府もちゃんとうまくいっている国を研究して見習おうとしていますよ,ということを書いています。
それはともかく,
> 一人で9人も10人も生んでるのは、働かずに手当てで生きてるアフリカ出身者/イスラム教徒が殆どだ。出生率をいびつに引き上げているのは彼(女)らである。フランスは法律で人種別統計を禁止しているので誰も科学的なデータを証拠としては出せないが、どう見てもアフリカ/アラブ移民系の新生児が成人の人口比に対し圧倒的に多い。
この段落のようなことを言う人がけっこういます。半面の真実ではありますが,私はこれには全面的には賛成できません。
現地へ行ってみられればわかりますが,生粋のフランス人でも5人や6人子どもをもつ家庭はザラですよ。9人10人というのはさすがに聞きませんが。日本で5人とか6人育てようとすればかなり生活水準を落とさないといけませんよね。うちなんか1馬力だし,2人で打ち止めです。そうそう,パリよりも東京の方が住居費も高いですしね。大家族が住めるような大きな家に誰が住めますか。他方フランスだと子どもが増えることでカネがかかるということがほとんどないようにできています。
サルコジとかFNの連中は移民が悪いと言いたいようですが,移民問題はまた別ではないですか? そもそも移民の流入圧力自体も,誰にとってもフランスが暮らしやすいからこそ強いわけです。それはそれです。逆に,「誰でも入っていいよ」というふうに誰でもどんどん入れておいて,あとになって「お前ら子ども産みすぎ」とか言ったり差別したりというのは,それはフランス人の移民政策が悪かった(無思慮だった,いいかげんだった)ということなのであって,移民のほうに責任転嫁するのはいただけません(実際には,滞在資格をごまかしてたり,いろいろ悪い奴もいますが,チェックする方だって信じられないほどいいかげんなのです)。
日本も移民政策というのを本腰入れて考えないといけませんね。高齢化社会の到来で労働者人口が減りますし,グローバリゼーションのおかげでこの先外国人をぜんぜん入れないというわけには行かないでしょう。外国籍の人(いちげんさん)が日本国籍の人(共同体フルメンバー)と完全に同等の権利で暮らせるとしたら,フランスと同じようになるでしょう。かといってカナダみたいにポイント制にして,単純労働者はブロックするというのも感じの悪い話です。まあ仕方ないのかな。どこがちょうどいい落としどころなんでしょうかね。
中野様、
ボツにしないでご丁寧にお答えいただきありがとうございます。
>生粋のフランス人でも5人や6人子どもをもつ家庭はザラですよ。
-移民系ではザラじゃなくてジャラジャラです。
>移民問題はまた別ではないですか?
-出生率と移民問題は別ではありません。
>そもそも移民の流入圧力自体も,誰にとってもフランスが暮らしやすいからこそ強いわけです。
-それはそうでしょう。まさにそれこそがフランスの自殺行為なわけです。誰にでもばら撒く社会保障があるからそれを目当てに来る者が後を絶たないわけです。給付の改正があるとその情報が最初に駆け巡るのはフランスじゃくて、セネガルかマリの村々です。
>それはフランス人の移民政策が悪かった(無思慮だった,いいかげんだった)ということなのであって,移民のほうに責任転嫁するのはいただけません
-まさにフランスの移民政策は無思慮、いい加減でした。76年からの家族呼び寄せ制度は絶対にやってはいけない政策でした。高度成長が終わって無用になった異文化労働力には、感謝手当てを手厚く付けて帰国してもらことを前提にするのが正しい政策でした。もともと奴隷のように強制して連れてきた訳ではなく、雇用者、被用者間の自由意志に基づく労働契約であり、ギブアンドテイクの関係(移民も本国では手に出来ない収入を得るために自ら欲して来た)ですから、移民が被害者の顔をするのは卑怯です。
>外国籍の人(いちげんさん)が日本国籍の人(共同体フルメンバー)と完全に同等の権利で暮らせるとしたら,フランスと同じようになるでしょう。
-何処にそんな必要があるのでしょうか?人権を尊重するのは文明国として当然ですが、国民とあらゆる面において同等の権利を認めることは本末転倒です。さすがのフランスだってそんなことはしてません。(左翼の人はそうしてがってますが…)
フランスは移民の波を幾度と無く吸収消化してきました。しかしとうとうどうしても同化出来ない種類の移民たちの波に逆に飲み込まれようとしています。公立学校では、たった一人のイスラム教徒の生徒の訴えによりクリスマスツリーが撤去されました。1905年の政教分離法はカトリック教会に対するものであり、イスラムのような政治プログラムを想定していません。共存不可能なイスラム移民を内に抱え込んでもまだ尚、相対主義、ポリティカリ・コレクトにしがみ付くフランスや西欧は今世紀末半ばには内戦化するでしょう(ブリュッセルの市会議員選挙のポスター見たらひっくり返りまっせ、一体何処の国や!)。これが『暮らしやすい』と言われるフランス/西欧の行く末です。
政府の少子化対策
政府の「子どもと家族を応援する日本」重点戦略検討会議にて、少子化対策で追加で最大2.4兆円(最低でも1.5兆円)の追加支出が必要だと最終報告をまとめたらし…