第2回フロイト思想研究会大会
研究会のご案内です。以下こちらからの引用です。
日時: 9月27日(土)、28日(日)
場所: 京都大学大学院 人間・環境学研究科 地下講義室
参加費: 1000円 (申し込み不要・一般来聴歓迎)
9月27日
10:30-12:00ワークショップ:「夢分析」
- 新宮一成(京都大学大学院人間・環境学研究科/精神分析・精神医学)
※お知らせ
本ワークショップは、フロイトによる夢分析を実際に体験していただきながら、精神分析理論を学ぶ場にしたいと考えております。具体的には、参加される皆様の夢をその場でご発表いただき、その夢を分析していく形で進めていく予定です。そこで、参加される皆様には、事前に書き留めた夢をご持参いただけたら幸いです。限られた時間ですが、皆様とご一緒に夢語りの空間を共有できることを願っております。
13:20-13:30開会挨拶
13:30-15:00特別講演(予定):「『罪と罰』をラカンふうに読む」
- 講演: 作田啓一(京都大学名誉教授/社会学)
- 司会: 多賀茂(京都大学大学院 人間・環境学研究/フランス思想)
15:00-17:00特別セッション:「いまなぜ精神分析か?」
- 中本征利(中本精神分析クリニーク/精神分析学)
- 牧瀬英幹(京都大学大学院人間・環境学研究科D/精神分析)
- 信友建志(龍谷大学非常勤講師/思想史・精神分析学)
18:00 懇親会: カンフォーラ(学生3000円/一般4000円)
9月28日
10:00-12:00一般演題
パネル1「文学/映画」(地下大講義室A)
- 司会:番場寛(大谷大学短期大学部 文化学科/フランス文学)
- 野島直子(京都造形芸術大学/精神分析学)
- 村田智子(京都大学大学院 人間・環境学研究科 博士課程/日本文学)
- 田中昌克(表参道ソフィアクリニック/精神医学)
- 司会:森岡正芳(神戸大学 大学院人間発達環境学研究科/臨床心理)
- 植野仙経(岐阜大学医学部医学科/精神医学)
- 松本卓也(自治医科大学付属病院 精神医学教室/精神医学)
- 石川りえ(京都大学工学部建築学科/精神分析学・精神病理学・建築学)
- 司会:森田團(東京大学グローバルCOE特任研究員/哲学・ドイツ思想史)
- 清水一浩(日本学術振興会特別研究員PD/哲学・倫理学)
- 小川豊昭(名古屋大学大学院医学系研究科精神健康医学/精神分析)
- 門林岳史(東京大学大学院綜合文化研究科(日本学術振興会特別研究員)/表象文化論・メディア論・エピステモロジー研究)
- 司会: 立木康介(京都大学人文科学研究所/精神分析)
- 上尾真道(京都大学非常勤講師/精神分析学・思想史)
- 比嘉徹徳(一橋大学言語社会研究科博士課程/精神分析)
- 向井雅明(精神分析相談室/精神分析)
- 十川幸司(十川精神分析オフィス/精神分析・精神病理学)
- 渡辺哲夫(稲城台病院/精神病理学)
- 三浦雅士(文芸評論家)
- 藤野寛(一橋大学大学院言語社会研究科/哲学・倫理学)
- 進行:上尾真道(京都大学非常勤講師)
1-1.多和田葉子とラカン理論
1-2.ペニス羨望の読み方
1-3.夢のなかのまなざし: スタンリー・キューブリックの『アイズワイドシャット』の解読パネル2「精神病理」(地下大講義室B)
2-1.DSMとフロイト
2-2.シュレーバーの診断学
2-3.「羨望」と「魂の殺害」: クライン理論によるシュレーバー症例再検討パネル3「精神分析理論1」(233教室)
3-1.思弁の場所: 快原理の彼岸・神話・夢
3-2.死の欲動と否定の機能
3-3.フロイトのメタ心理学の身体論的読解――「快感原則の彼岸」を中心にパネル4「精神分析理論2」(333教室)
4-1.〈科学〉の基礎としての幼年期あるいはフロイト的現実
4-2.精神性の「勝利」――フロイト『モーセという男と一神教』について
4-3.快感原則と現実原則、そして彼岸13:30-17:00シンポジウム:「実践されるフロイト思想」
17:00-18:00学会設立準備委員会
共催:科研プロジェクト「ひと概念の再構築を目指して―人文科学・アート・医療をつなぐ問いかけ」
(代表:多賀茂 京都大学大学院 人間・環境学研究科准教授)