第7回口頭弁論の報告
今回2021年2月5日の裁判では、反訴原告(中野)側が第5準備書面を提出しました。第5準備書面は、原告=反訴被告(世耕氏)の訴えそのものが「裁判制度の趣旨目的に照らして著しく相当性を欠く」不法行為である、つまりスラップ訴訟だと主張するものです。
この裁判の目的が通常の名誉毀損訴訟ではありえないことは、ずっと指摘してきていますが、今回その目的は、「無力化攻撃」であり、ネトサポ(参考リンク参照)や自民党支持者に対して犬笛を吹く行為だと指摘しています。
《参考》自民党ネットサポーターズクラブ(J-NSC ネトサポ)のネット世論誘導 ネトウヨその世界5(宮武嶺弁護士のブログ「Everyone says I love you !」)
今回の裁判で、反訴被告(世耕氏)代理人は、「争点が大きく広がりすぎていて、本筋と関係ない」等として、「裁判所に争点を整理してもらいたい」と述べました。
これに対し、裁判長からは「訴訟自体が不法行為かどうかが争われているところ、それはさまざまな事情を考慮して判断されるものであり、反訴原告が重要だとして挙げている点については事実関係については少なくとも反論してください、法律上の主張についても反論頂ければ参考にします」との訴訟指揮となりました。
次回期日は4月13日(火)の10:00〜と決まりました。