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研究 Archive
プロパガンダの研究
- 2011-10-14 (金)
- 研究
最近の研究テーマとして,「プロパガンダ」というのが私のホットな関心事である。
もちろん,原発〜放射能災害をめぐる政府−メディアの情報統制ぶりに頭に来ているのが直接の原因ではある。
エドワード・バーネイズ『プロパガンダ』(1928)という古典を見つけた。バーネイズという苗字に見覚えがあったが,これは実にフロイトの妻の苗字ベルナイスの英語読みである。実はエドワードは,ジクムント・フロイトの甥にあたるのだという。恥ずかしながら,これはいままで知らなかった。
「広告の父」とも呼ばれるバーネイズは,したがってもちろんユダヤ人である。そのユダヤ人が,あえてネガティヴイメージのついてしまった「プロパガンダ」なる言葉を復権すべく,その必要性と各種手法について述べている。そして皮肉なのは,この書をゲッペルスらが修得し,活用してしまったことである。もちろん周知のとおり,ヒトラーの『我が闘争』(1925-26)にも,さまざまなプロパガンダ手法が記されている。わずかにヒトラーのほうが先だが,時期的に重なっているのが示唆的である。
この古典に示された手法が現代にどの程度まで通用するものなのか,興味深い。案外,新しい手法など開発されていないのではないだろうか。
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講演会「精神分析の射程」終了
布施哲先生のお世話で,名古屋大学での講演会「精神分析の射程――後期資本主義社会のメディア、文化、イデオロギー」にお招きいただきました。ご来場の皆さまありがとうございました。
京大の立木康介先生は,現在の日本のラカニアンとしてはトップクラスの位置にいる俊英です。私とは出身大学院が同じ,研究室が隣(間宮研究室−新宮研究室),年齢が同じという関係でした。それでもなぜか最近までほとんど交流なし。共著は1冊ありましたけど。先日のラカン協会でご一緒したときに布施先生からお声がかかり,2度目の共演という運びでした。立木先生のお話は,私とはアプローチが違うけどルーツは同じということで,続く私はそこにうまく被せてそこそこいい感じにオチをつけることができ,助かりました。
私は「資本のトリック/レトリック」という題で話しました。この内容はいずれ文字にしたいと思うのですが,まあこれを単発ものとして文字にするというよりは,比較的一般向けの本を書こうとしています。どうも遅筆のせいで編集者の方々にご迷惑をかけてきた日々なのですが,そろそろ新学部も完成だし,いいおっさんになってきたんだし,書きますよ! ほんとは書くの好きなんだから! 雑事に追われてできなかっただけなんだから!
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モーツァルトはおことわり
(著者名は「モーパーゴ Morpurgo」が正しい。Amazonのデータベースが誤っているので念のため。)
最近,講義などでなぜかナチス関係のことを話す機会が多い。なぜかと考えると,やはりあの手のイデオロギー操作のようなもののメカニズムを解明したいという気持ちが,私の心にずいぶん昔から潜んでいたからかなと思う。
今回上の絵本を見つけたので,皆さんにご紹介したい。
「ナチス時代,強制収容所にはオーケストラがあった。生きるために演奏した団員たち――世界中で名を知られたバイオリニストがあかす 音楽で戦い,音楽とともに生きた人びとの物語」である(帯による)。
(以下ネタバレ多少含むので注意)
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第10回ラカン協会大会
来る12月5日(日),専修大学神田校舎7号館3F,731教室にて,日本ラカン協会の大会が催されます。
ラカン協会ができてもう10年にもなるんですねぇ。14:00からの10周年記念シンポジウム〈ラカン思想とその現代的展開〉では,私もひとつ語ることになっています。タイトルなんか関係なく,のびのびと自由に語ります。こらこら。
案内はこちら:
ラカン協会 年次大会
午前中にもプログラムがあり,そこではたとえば向井雅明さんがダマシオについてお話しされるそうです。興味深いですね。気になる方はぜひ,専修大学まで足をお運びください。
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エマニュエル・トッド 国際シンポジウム
私の学部主催のシンポジウムがこの15日(木)に開催されます。トッドさんは76年にソ連崩壊を予言し,的中させたことで一躍著名になりましたが,どうやらリーマン・ショックも予言的中といったところで,今後注目されていくのではないでしょうか。ところで私も知りませんでしたが,この人はポール・ニザンの曾孫さんなんですね。
まさに「社会分析学」にふさわしいイベント。ぜひご来場ください!
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第2回フロイト思想研究会大会
- 2008-08-19 (火)
- 研究
研究会のご案内です。以下こちらからの引用です。
日時: 9月27日(土)、28日(日)
場所: 京都大学大学院 人間・環境学研究科 地下講義室
参加費: 1000円 (申し込み不要・一般来聴歓迎)
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