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時事 Archive
エマニュエル・トッド 国際シンポジウム
私の学部主催のシンポジウムがこの15日(木)に開催されます。トッドさんは76年にソ連崩壊を予言し,的中させたことで一躍著名になりましたが,どうやらリーマン・ショックも予言的中といったところで,今後注目されていくのではないでしょうか。ところで私も知りませんでしたが,この人はポール・ニザンの曾孫さんなんですね。
まさに「社会分析学」にふさわしいイベント。ぜひご来場ください!
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自衛隊に監視されてたの?
- 2007-06-06 (水)
- 時事
今日のニュース。
陸自情報保全隊の“監視”活動、共産党が中止求め会見
共産党の志位和夫委員長は6日、衆院議員会館で記者会見を開き、陸上自衛隊の情報保全隊が、イラク派遣に反対する市民活動などの調査・情報収集を行っていたことを示す内部文書を入手したことを明かしたうえで、「違憲・違法な国民監視活動だ」として、活動の即時中止を求めた。
文書には、全国289の個人や団体に関する、集会や街頭での活動の様子が記載されていた。
防衛省の守屋武昌次官は同日夜、記者会見し、「文書が本物かどうかはコメントしない」としたうえで、「隊員や家族に動揺や不安が起きないようにとの観点から、派遣に批判的な方の動きは情報収集してきた。任務遂行に必要で、違法性はない」と説明した。(以下略)
(2007年6月6日22時25分 読売新聞)
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ファシズム時代は「いじめ」の時代
- 2007-04-13 (金)
- 時事
先日の知事選もわれわれフツーの市民を落胆させたが,昨日は希代の悪法「国民投票法案」が強行採決された。
この法案の問題点は,もんのすごく短く言うと,最低投票率の規定がないために,特定政党とつるんでるわけのわからん宗教団体とかの組織票があれば一発で憲法を変えられるということである。
おまけにご丁寧に,オイラみたいな教員の類はものを言うな,黙っとれという註釈つきである。
われわれは教員であるとともに,言論を生業としている者である。言論を封殺されたらおまんまの食い上げではございませんか? と小一時間……(まそりゃ安倍とか中川とかには明らかに朗報だろうけど)。
▼おわかりか。この法案は要するに,何だかごちゃごちゃ言ってくるザコ平民どもを黙らせて,支配者の・支配者による・支配者のための美しい国づくりを一気にブルドーザーでやってしまえという飛び道具なのである。それ以上でも以下でもない。
最近,政治家が民主主義にかかる手間ヒマを惜しむんだよねぇ。安直なんだよ!
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浅野史郎さんへの出馬要請
これ,すごいことになってますね。
出馬要請署名もできるようになっています。
「石原じゃなければ誰でもいいんだろ」などと悪口を書き込んでいる人もいるようですが,どうしてどうして,これは対象が浅野さんという人物だったからというのはやはり大きなファクターではないでしょうか。黒川紀章氏ではこうはいかないわけですし。
というわけで,日本の民度も捨てたものではないと感心しつつ,ポチっと署名をいたしました。皆さんもお急ぎください。とりあえずその前に,浅野氏の立場や過去の言動をググってみてくださいね。
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「失言を産む機械」
- 2007-01-31 (水)
- 時事
ご案内のように,柳沢厚労相の「(女性は)子供を産む機械」との発言が波紋を呼んでいる。そんなこと言うなら,安倍内閣なんか「失言を産む機械」だ。いやガタリふうに言うと「失言を産む機械状無意識」だ。あるいは「失言を産む器官なき身体」とか(わからない人ごめんなさい。てかググりなさい)。
しかしね。そもそもが極右政権なのだから,このくらいの暴言は国民にとっても十分想定内であったはずだろう。石原慎太郎だって同じようなことを言いそうだが,あいつなら絶対に謝罪しないだろう。それでもそういうのを支持する連中も世の中にはけっこういるのである。
それとも,実はボーッとしてた国民が今になって「うわ,こいつらちょっとキてる」と気がついたのだろうか。だとすると不幸中の幸い,ある意味で喜ばしい事態である。
で,民主とかどうするの? 辞任要求なんかするの? こいつ1人に辞任してもらってどうするの? 他だって同じようなやつばっかだぜ? むしろ安倍内閣の顔として居残ってもらって,支持率低下に力を貸してもらった方がいいだろうに。と私なら思う。
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海外における「正しい」日本食/アイデンティティーの承認をめぐる闘争
今晩のニュース23でもやっていたけれど,「国が『正しい日本食』を決める」ということで,そのことに疑問の声があがっている。筑紫哲也氏もそんなご意見のよう。あるいはライブドア・ニュースの記事もそうだった。
ニューヨークでは韓国料理店や中国料理店も寿司を出したり、日本的な寿司と同時にフュージョン寿司も出す「スシ・オブ・ガリ」のような店もあり、ちよだ鮨のような純日本的な寿司店もある。まさに百花繚乱状態で、中には変な日本食店があってもいいではないかと思うのだ。
一番の賞賛方法は模倣すること、というアメリカの諺がある。日本料理をどんどん模倣して新しい料理を開発して食べさせてくれる店というのも一興ではないだろうか。わたしは遠慮しておくが。
言わせてもらうが,いやいや,そういう問題ではないのである。
私の立場を先にはっきりさせておくと,「正しい日本食」とそうでない日本食とのあいだに線を引こうとしてもらうことは,ちょっとうれしいことである。なぜなのか。説明しよう。
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私の教育改革案「国会を単位制に/議員には哲学を必修化」
- 2006-11-19 (日)
- 時事
さて例の教育基本法だが,まずは資料から。
- 現行教育基本法と「新教育基本法案」の比較
- 議論のクロスロード:「教育基本法」について知るためのメモ/「新教育基本法案」へのツッコミまとめ
(成城トランスカレッジ! ―人文系NEWS & COLUMN―)
同時に,そもそも「憲法」とは何なのかを知っておいた方がよい。日本はむちゃくちゃに特殊なのかも知れんが,ごく普通の感覚では憲法というのは国民側が国家にはめる箍(たが)である。国民主権という話で,主権者はいったいどっちなんだという話だ。つまり国家(一部の執行部の人々)が一人一人の国民全員の権利や自由を侵害しないようにするためのルールである。今回のは「基本法」だが,これも憲法に準ずるものという位置づけなので,こんな感じでやってくれという「国民から国家につける注文書」という性格が本来である。教育というのはよくも悪くも一種の「洗脳」なので,ここはきちんと注文をつけておかないとまずいところだ。
今さら何だけども,今回の新案はまさに珍妙である。逆に国家が国民に注文をつけているのだから。というよりも底知れぬ悪意が感じられる。これの草案を作成したであろう東大出もしくは同等に高学歴の本省官僚が(いや誰か知らんけど),憲法の意味も知らないなどありえないことである。「それはちょうど気取った銀行家が,『素人にはデタラメな説明をしておけば十分』とメモ用紙に書いているようなもので」(パース『連続性の哲学』,岩波文庫,p. 127),全く国民をバカにしている。
というわけで,この改正のポイントは,国民が国家にこれだけは守ってやってくれというはずの法律が,国家が国民にこれこれを守らんとしばくぞという法律にまんまとすりかわっているというところなのである。みんな知ってると思うけど。
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