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フランス Archive

人生いろいろ,帰国後いろいろ

早いもので,もう帰国から1ヶ月以上経ってしまった。この間いろいろあったけれど,いろいろありすぎて書く暇がなかったのである。主なイベントは以下の4つ:

・転入手続(9月26日~10月3日)
 戸籍を大分にもたないため,「戸籍謄本」「戸籍の附票の写し」が足りず失敗。10月3日にようやく完了。息子は10月2日の運動会には出られず,4日から編入することに。

・楽しいソワレ(10月8日)
 大阪のフランス語教室ソワレにお邪魔。ここを運営されているmikaさんとは,ギマールつながり(しかもネット上)なのである。

・「パリ子育て奮闘記」(10月13日)
 大分日仏協会主催「フランス万華鏡」(場所・コンパルホール)にて講演。フランスでの苦労をパワーポイントを使いつつ皆さんに語る。

・『貨幣と精神』再校(10月12~27日)
 もうすぐ出るはずの単著の再校と索引作業。索引ってのが慣れないため,大いに手間取る。

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年貢の納めどき

とうとう帰国間近と相成った。まさに年貢の納めどきである。連日,契約解除の手紙書きと,「帰国売り」の日々。そろそろ完了のはずだが嫌気が差している。相手はフランスなのだ。一筋縄で行くわけがない。

ネット環境も,うちはneuf telecomを利用していたが,これも昨日止まった。もっとぎりぎりまで使うはずだったのに。解約の手紙でははっきりと26日(締め日)までと指定していたのに,そんなことにはおかまいなしのようである。まあいいか。早めにモデムを送り返してきっちり解約して帰ろう。というわけでこのブログの更新も,以前にまして滞ろうというものである。

さて9月11日。それはかつてはあのテロの代名詞であったが,今年の日本ではまた違う節目になるはずだ。海の向こうからだが,ダイヤルアップででも言いたいことがあるぞ。

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フランス渡航時に持って行くべきもの/渡航後すぐ買うべきもの

日本人の生活に供するもののうち,フランスでは(1)普通手に入らないもの,(2)手に入るがクオリティの悪いもの,もしくは同じものが手に入るがバカ高いもの,などがありうるかと思う。たとえば(1)については,こちらでは男性は下着の「シャツ」を着ないので,そういうものは売っていない。あるいは「電気炊飯器」とか(普通に街では売っていないが,「帰国売り」など何らかの方法で見つかりはする)。が,この種のものはそう多くはない。問題は(2)がほとんどで,それも日常的に使う消耗品にそういうものが多くて困る。

何を隠そう私が渡航後はじめて衝撃を受けたのは,「ラップ」のクオリティであった。もちろん音楽じゃなくて,「サランラップ」とか「クレラップ」とかいうほうのあのラップである。「何やこのへろへろの『透明ビニール』は!」と思わず叫ぶほどくっつかない。

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フランス語/日本語文法について四の五の考える

最近いろいろなことが重なって,「言語習得」について考える機会が多かった。

「小学校での英語教育はいらん」と言う人もいたし。どうかなぁ。

石原慎太郎都知事が「フランス語は数を勘定することができない言語」とのたまったことについて,フランス語学校校長から裁判が起こされた話は皆さんご存じと思う。

そして最近,明大教授らがフランス語のできない知事に「フランス語学習セット」をプレゼントした。「抗議うんぬんより,フランスのエスプリを示したかった」とのことだが,まあどうなのであろうか。

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自然な人工物/人工的な自然物

なぜ私がアール・ヌーボーに関心をもつのか,自分でも最近わかってきた。これはいま私がやろうとしている研究に関連があるのだ(って,あとから気づくことかよ)。

まず「自然物を模した人工物」,言い換えれば「人工的な自然物」というコントラディクション(矛盾)が心をくすぐる。それは,「自然とは何か,人工とは何か,それらの境界とは何か」という哲学的問題を惹起するからである。

(注意。以下ホントに哲学的なので好きな人以外は読み飛ばしてください)

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フランス渡航後に最初にすべきこと

今日は一口メモ。長期滞在でフランスに渡航した場合,渡航後すぐにしなければならないことは山ほどある。

  • アパートの契約
    • 電気・ガスの開設(EDF
    • 電話回線の開設(France Télécom
    • 水道の開設
  • 携帯電話の調達
  • 銀行口座の開設
  • 受け入れ先(指導教官など)への連絡
  • 滞在許可の申請
  • 在留届の提出(大使館へ)
  • その他いろいろ

が,まず最初にすべきことはどれだろうか。

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ブラひも,あるいは自己と非自己の境界について

今回はとても難解な哲学的テーマを扱いたい。敷居が高いかもしれないので苦手な方は読み飛ばしていただきたい。

さて今日の最初の話題は「ブラひも」である。「ブラひも」とは何だろうか。それは,「ブラ(ジャー)」の「(肩)ひも」である。

このわかりやすい,明晰判明な事実が,フランスではえてして忘れられがちである。ここフランスでは,それはむしろ,ほとんど空気のような存在なのだ。そしてその事実自体がわれわれを当惑させる。

灼けつく太陽,急な夏の到来。スプリングコートを脱いだ女たちが,濃いサングラスとともに次に身に纏うのは,できるだけ肌を出せるタンクトップやキャミソールである。もちろん,ヒップハガーのジーンズとのあいだに覗くのは,白いまたは黒い下腹部だ。いろいろな理由があるが,老若を問わず,またスタイルを問わず,稚内(わっかない)よりはるか北に位置するパリの女性たちは,こよなく太陽を好むのだった。

日本でも女性の「ヘソ出しルック」(何か古い言い方のような――なぜか「ホンダミナコ」という名前が連想される――まあそういう世代ではある)は流行っていると聞く。しかし,全体としてのこちらのような眺めは,日本では決して見られないだろうとぼんやり思う。それはいったいなぜなのか?

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