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プロパガンダの研究

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最近の研究テーマとして,「プロパガンダ」というのが私のホットな関心事である。

もちろん,原発〜放射能災害をめぐる政府−メディアの情報統制ぶりに頭に来ているのが直接の原因ではある。

エドワード・バーネイズ『プロパガンダ』(1928)という古典を見つけた。バーネイズという苗字に見覚えがあったが,これは実にフロイトの妻の苗字ベルナイスの英語読みである。実はエドワードは,ジクムント・フロイトの甥にあたるのだという。恥ずかしながら,これはいままで知らなかった。

「広告の父」とも呼ばれるバーネイズは,したがってもちろんユダヤ人である。そのユダヤ人が,あえてネガティヴイメージのついてしまった「プロパガンダ」なる言葉を復権すべく,その必要性と各種手法について述べている。そして皮肉なのは,この書をゲッペルスらが修得し,活用してしまったことである。もちろん周知のとおり,ヒトラーの『我が闘争』(1925-26)にも,さまざまなプロパガンダ手法が記されている。わずかにヒトラーのほうが先だが,時期的に重なっているのが示唆的である。

この古典に示された手法が現代にどの程度まで通用するものなのか,興味深い。案外,新しい手法など開発されていないのではないだろうか。

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