シンポジウム報告

この2ヶ月というもの,何話せばいいのかえらく悩んでいたのだが,やっと肩の荷が下りた。文学系の場なので,完全に「アウェイ」な闘い(?)である。会場は,ウィークデーということでちょっと不安な面もあったが,意外にもかなりの盛況。

私は,結果的に「近代」の合理化(「数学化」とか「マクドナルド化」とか)という話を,それってラカン的に言うと「疎外」と「分離」なので,ある程度必然なのよ,という話をさせていただいた。「何でもかんでも経済に取り込まれていって,グローバル化が進んでいくのであるけれど,単純にこれに対抗する道はないでしょうよ。何とか超えられればいいけどけっこうひねった戦略が必要でしょうね」とかいうストーリーで。

村山敏勝さんはジュディス・バトラーの話ということで,当初は話がかみ合うのかとの不安があったが,発表が終わってみれば大きな共通項が見つかる。「予め失われたもの」というのは,「内部」に対する「外部」ということなのね。

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