15日は60回目の終戦記念日であった。私は命知らずにもなぜか中華レストランで食事をしたのだった。招いてくれたフランス人の友人(彼はこの日がわれわれにとっての終戦記念日だということを完璧に忘れていた)に,今般の日中の軋轢について説明すると,彼は,難しいよね,関係の修復には2世代くらいはかかるだろうな,と答えた。いやそうではなく,いままさに若干の身の危険を感じる,と私は言いたかったのだが(実際にはもちろん何もなかった)。
それはそうと,小泉首相の靖国神社参拝は(米国の圧力で@内田樹の研究室)なかったとのこと。それだけでなく,「小泉談話」では中韓の国名を具体的に挙げて「おわび」までしている。中川経産相の参拝と対照的で,私もはじめは何だこりゃと思ったが,まあ小泉首相としては,アメリカさんに言われたらしょうがない,ということなのだろう。
ただ残念ながら,このように唐突に謝罪されても,中韓の皆さんのほうでは「本質的にはタカ派のくせに,口先ばっか調子いいよね」と思われているようで,よくても「まあ実際の行動を見せてもらおうじゃないの」という反応らしい。そりゃそうであろう。
さあ,これは反日デモのときに考えた,もう一つのネタを開陳するにふさわしいタイミングである。