アールヌーヴォー:ムダって言うなよ,そういうのを

楽器博物館ブリュッセルに行ってきた。ここはフランス語とオランダ語の2言語を話す国の首都。そしてEUの中心。つまり国際都市の代名詞といって過言でない街である。しかし別の顔として,「アールヌーヴォーの都」という側面がある。エクトール・ギマールの建築に関心を持つ私は,やはりそちらの側面に興味があった。

この街でパリにおけるギマールのように著名なのは,ヴィクトール・オルタである。彼の産み出す建築およびデザインというのは,やはりギマールと決定的にテイストが違う。私としては連続性を期待して行ったのに,そして作品群をじろじろ眺めながら連続性をしつこく探したのに,厳然としてそうでないので,小さな驚きを覚えたのだった。

なおこの写真はオルタではなく,ポール・サントノワの旧オールド・イングランド百貨店(現・楽器博物館)。

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